ハナマルキはスポーツ愛好家向けに効果的な食事を紹介するWebコンテンツ「液体塩こうじを使った定番アスリートごはん」=写真=を立ち上げた。サイトではパフォーマンス向上やコンディショニング作りに有効なレシピを紹介する。

メニューは東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)初出場を目指す駿河台大学駅伝部の徳本一善監督と管理栄養士の徳本梨江さんが監修した。

サイトでは「液体塩こうじ」を使用し、スポーツの中でも特にウオーキングとランニングに適したレシピを紹介する。駿河台大学駅伝部ではすでに寮で液体塩こうじを使ったメニューが提供されており、サイトでは実際に駅伝部員が食べている「彩り野菜の塩こうじビビンバ」「スポーツ米握り」などのメニューを公開する。

レシピは「駅伝・マラソンランナー向け」「健康のためにジョギングを取り入れている方向け」「ランナーに問わず、スポーツを楽しむ方向け」の3タイプ。目的に応じて選ぶことができる。ウオーキングやランニングに効果的なトレーニングについてもサイト内で紹介する。

新型コロナウイルス感染症の影響で在宅化が進み、適度な運動と健康的な食生活の重要性が見直されている。明治安田生命保険の調べでは、ステイホーム化で約2人に1人が「健康になった」と実感しており、そのうち約8割がウオーキングまたはランニングに取り組み、健康的な食生活を意識しているという。

10月6日に行われたオンラインの記者会見で駿河台大学駅伝部の徳本監督は「長距離競技において適切なカロリーでより栄養価の高い食べ物を摂取することがパフォーマンスアップに鍵になる」とコメント。「(今までは難しかったが)企業とのタイアップなどで新しいものを生み出せれば学生スポーツも盛り上がる。今後こうした環境を築くことでチームを強くしていきたい」と語り、箱根駅伝初出場に向けて力を込めた。

◇日本食糧新聞の2020年10月14日号の記事を転載しました。