ハウス食品は小学校低学年の子どもをターゲットにした絵本「レッツ・ゴー☆バターチキンカレー」を8月24日から大手ECサイトのアマゾンなどで発売している。絵本はA5判のハードカバー仕様で読み応えがあり、物語に登場するバターチキンカレーが実際に作れるレシピと4種のスパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック、ガラムマサラ)が付いている。

コンセプトは「食育体験ができる絵本」。食育の重要性が広く浸透してきた昨今においては子どもの食への関心を高めるために、幼少期から食に関する興味と知識に触れることが重要だ。幼少期から実際に料理体験をすることで、食への興味を持ってもらうためには子どもの自主的な関与が必須となる。このため、子どもになじみ深い絵本という形で発売する。

「レッツ・ゴー☆バターチキンカレー」の物語は料理に興味がない主人公ジンジャーくんが、スパイスを探す旅の中で、料理の奥深さや食材のありがたみに気づいていく姿を描いている。作者は五味ヒロミ氏、絵はまえはらあきこ氏。価格はオープン(税込み参考価格1500円)。

◇日本食糧新聞の2020年8月28日号の記事を転載しました。