こんにちは!元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、15分でできるお手軽タンドリーチキンのレシピをご紹介します。鶏肉を下味に漬け込んで、パプリカと一緒にレンジ加熱で仕上げます。
下味冷凍ができ、食べたいときは解凍してレンジ加熱するだけです。忙しいワーママの夜ごはん作りにぴったりですよ。フライパン不要で、耐熱皿のまま食卓へ持っていけます。冷めても柔らかいので、お弁当でも活躍しますよ。

レンジを使って簡単タンドリーチキン

忙しい中でのごはん作りには、できるだけ手順を省いたレシピがいいですよね。レンジで作るタンドリーチキンは、漬け込みに5分、加熱に10分の合計作業時間15分でできるレシピです。「漬ける→焼く」というシンプルな工程なのに、ヨーグルトの効果でジューシーな味に仕上がりますよ。

調理したお皿のまま食卓へ出せるので、スピーディーかつ洗い物も少なくできます。火を使わないので、暑い日にもってこいなレシピです。

【材料】(2人分)
鶏もも肉 1枚
☆ヨーグルト 大さじ2
☆ケチャップ 大さじ1
☆しょうゆ 小さじ1
☆カレー粉 小さじ1
☆鶏ガラスープの素 小さじ1
☆にんにく(すりおろし) 1片分
赤パプリカ 1/2個
乾燥パセリ 適量

【作り方】
1.鶏肉は余分な脂肪を切り取り、肉の厚みが均一になるように切り開く。パプリカは一口大に切る。

2.ポリ袋に☆と鶏肉を入れ、袋の上からよく揉み込む。パプリカは別のポリ袋に入れる。

(2)の状態で冷凍保存ができます。朝仕込む場合は、(2)までやっておいて冷蔵庫に入れておき、夕方に焼きましょう。

3.耐熱皿に鶏肉を広げて、ふんわりとラップをし、レンジで加熱する。(600W5分)

4.肉の周りにパプリカを置く。レンジのグリルモードか、トースターで5分ほど加熱して焼き目をつけて完成。お好みで乾燥パセリをかけます。

今回は、レンジのグリルモードを使いました。時間があれば、じっくり焼き目をつけるのもおいしいです。

時間がないときは、レンジ加熱のみで食べてもOKです。レンジのみの場合は、パプリカも最初から鶏肉と一緒に並べて加熱しましょう。中まで火が通っているか確認して食べてください。

レンジで時短!調理皿のまま食卓へ

タンドリーチキンの時短のコツは、あらかじめ下味に浸けておいて、食べるときはレンジで手早く仕上げる点です。下味に浸けた状態で保存しておくので、食べる直前の手順は加熱するだけ!とてもお手軽です。

また、加熱にオーブンを使うと、一般的には20分くらいかかりますが、レンジを使うことで加熱時間も短縮できます。加熱に使ったお皿のまま食卓へ出せるので、夜ごはんの支度が早く、かつ簡単に進められますよ。

タンドリーチキンは、加熱後にキッチンバサミで切り分けると、包丁も使わずに済みます。または、あらかじめ一口大にカットして下味に浸けておいて、同じように焼くこともできます。

タンドリーチキンを鶏肉2枚分作りたいときは、倍量の下味に浸けて、レンジで1枚ずつ加熱しましょう。1枚ずつの方が、加熱ムラができにくくておすすめです。

下味冷凍でお弁当もラクラク!ヨーグルト効果でしっとり

タンドリーチキンは、下味に浸けて冷凍作り置きにできます。冷凍庫にストックしておけば、解凍して焼くだけで、夜ごはんのメインおかずが完成です。忙しい平日を楽に切り抜けられるので、ワーママにおすすめですよ。下味冷凍の保存目安は、2週間です。

ヨーグルトの発酵効果で、冷凍しても鶏肉がパサつかずしっとり仕上がり、お弁当にもぴったりです。タンドリーチキンを焼いて、お弁当用カップに小分けにした状態で冷凍もできます。カップに入れて、ラップをかけて冷凍しましょう。時間が経っても肉がかたくならず、彩りもいいので、お弁当のおかずとして重宝しますよ。お弁当に入れたいときは、使う分だけ解凍して、お弁当に詰めます。

カレー粉のちょっとスパイシーな味が食欲をそそります。子どもも好きな味付けなので、喜んでくれるはずですよ。

レンジですぐできる下味冷凍のタンドリーチキンをご紹介しました。先に味付けを済ませておける下味冷凍は、夕方の時間を1分でも無駄にしたくないワーママにぴったりな料理です。フライパン不要なので、気軽に作れますよ。ぜひ、お試しください。