7月16日は、からしの日!からしは、スパイスの1つで、料理や食材の美味しさを引き立て、食欲アップにぴったりの調味料です。暑さでだんだん食欲も落ちてくるこの時期、冷たい飲み物やあっさりした食べ物で簡単に済ませてしまいがちですが、夏バテ防止のためにもしっかり栄養バランスの取れた食事が大切です。そこで今回は、忙しいワーママにうれしい手早く作れて大人も子どもも食欲アップのからしを使ったおすすめレシピを3つご紹介します。

からしドレッシングの夏野菜とサラダチキンサラダ!

【材料】2人分
サラダチキン 1/2個
きゅうり 1本
トマト 1/2個
リーフレタス 適量
くるみ お好みで適量

<からしドレッシング>作りやすい分量
ヨーグルト 50g
マヨネーズ 大さじ1
砂糖 大さじ1
酢 小さじ2
塩 小さじ1/4
サラダ油 大さじ2
からし 小さじ1

【作り方】
1.ドレッシングを作る。サラダ油以外の材料をボウルに入れて、よく混ぜる。
2.(1)にサラダ油を少しずつ加えて混ぜ合わせる。きゅうり1本は1cm角に切り、塩もみしてしばらくおく。
3.サラダチキンも角切りにし、トマトは薄切りする。
4.器にリーフレタスとトマトを広げ、きゅうりとサラダチキンと混ぜ合わせてから盛り付ける。
5.お好みでくるみをトッピングし、ドレッシングを添える。

※小さなお子様向けの場合、ドレッシングのからしの量は調整してください。
※からしの代わりに粒マスタードを使ってもおいしいです。

ほかにもアボカドやパプリカをプラスしたり、カシューナッツやくるみなどカリッとした食感をプラスしたりするのもおすすめです。お好みで野菜をたくさんプラスすればよりボリュームアップ!

焼くだけ!ポークソテー からしケチャップソース

【材料】2人分
豚ロース肉(生姜焼き用) 200g
たまねぎ 1/2個
塩コショウ 少々

<調味料>
トマトケチャップ 大さじ2
ウスターソース(中濃ソースも可) 大さじ1
水 大さじ1
からし 小さじ1

【作り方】
1.豚ロース肉を広げて塩コショウをする。カップに調味料を入れて混ぜておく。

2.たまねぎは薄切りして、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ(500W)で2分加熱する。
3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、豚ロース肉を広げて片面ずつこんがり焼く。

4.(3)を一度皿に取り出し、(2)をフライパンに入れて軽く炒めたら調味料を加えて混ぜる。

5.豚ロース肉を戻して絡め、器に盛り付ける。からし(マスタード)を添えると、からし風味をいっそう楽しめます。

下味冷凍で時短!鶏肉のからしマヨ炒め

【材料】2人分
鶏肉 1枚
塩 少々
酒 大さじ1
からし 小さじ1
白ごま少々

<調味料>
マヨネーズ 大さじ1
しょう油 小さじ1
からし 小さじ1/2

【作り方】
<下ごしらえ>
1.鶏肉は食べやすい大きさに切り、塩・酒・からしを揉み込む。(※からしを揉み込むことでコクが出ます)

2.ジッパー袋に入れて冷凍保存する。

※使用する日の朝、冷蔵庫に移動しておく。

<夜の調理>
1.カップに調味料を入れて混ぜ合わせておく。
2.フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉を広げて焼く。

3. こんがり焼き色がついたら裏返して蓋をし、3~4分蒸し焼きにして中まで火を通す。

4.(1)を加えて全体に絡めたら、器に盛り付けて白ゴマをふりかける。

からしドレッシングで野菜もお肉もしっかり食べられる

今回ご紹介の3品は、からしの風味が食欲をそそる、夏にぴったりのメニューです。1品目のサラダは、市販のサラダチキンを活用することで加熱調理せずに、野菜もお肉もしっかり食べられる点がおすすめです。

きゅうりは角切りした後、しばらく塩もみしておくとからしドレッシングの味が絡みやすくなりますよ。

からしドレッシングは、ヨーグルトがベースでさわやかな酸味とからしの風味がとてもよくあいます。たっぷりかけてもヘルシーなのも嬉しい点ですね。いろいろなサラダに使える味付けですので、ぜひ試してみて下さいね。

からしを調味料にプラスして時短で食欲アップ!

ポークソテーと鶏肉のからしマヨ炒めは、どちらも調味料にからしをプラスすることで風味とコクが増して、食欲がアップするメニューです。ポークソテーと言えば、分厚くカットした豚肉を使用するレシピが多いですが、生姜焼き用などのロース肉でも美味しく作ることができます。

仕事帰りで忙しいワーママの晩ごはん作り、ましてや暑さが厳しい今の時期はコンロに立つ時間も最小限にしたいもの!時短で火が通るロース肉を使って手早く仕上げましょう。

またソースには、たまねぎも使用することでお肉だけでなく野菜もしっかり食べられるレシピです。たまねぎは、レンジ加熱で先に柔らかくしておくので、フライパンに入れてソースと絡めるだけであっという間に仕上がります。豚肉をフライパンに戻し入れると、よりしっかりソースが絡みますよ。

甘酸っぱいケチャップソースにからしの風味がプラスされてご飯がどんどん進みます。

鶏肉のからしマヨ炒めは、下味として鶏肉に酒とからしを揉みこむことがポイント。酒でお肉が柔らかくなり、からしでコクがプラスされます。からしマヨネーズは、からしがアクセントになりコクのある味わいで大人も子どももパクパクと食べられてしまうおすすめレシピです。

盛り付けた器にからしを添えておき、後からお好みでつけながら食べればピリッとした辛味が口いっぱいに広がって、ビールやお酒のおつまみとしても最適です。

日本からし協同組合と「からしの日」について

昭和32年(1957年)に全国から製造業者が集まり、同年7月16日に組合として認可を受け設立しました。からし・マスタードのおいしさ、新しい食べ方を提案、発信することを主な目的としています。からしの良さ、からしへの想いをもっとたくさんの方に届けるために7月16日を「からしの日」に制定しました。

※会員一覧(五十音順)
甘利香辛食品(株)、アミュード(株)、エスビー食品(株)、(株)芥子屋四郎、シンコーフーズ(株)、チヨダ(株)、テーオー食品(株)、東京辛子粉(株)、(株)ナイキフーズ、ハウス食品グループ本社(株)、(株)平郡商店、平和食品工業(株)、(株)美ノ久、(株)山清、ユニ・フード(株)