こんにちは。仙台在住の料理家sato aiです。炊飯器を使って作る時短料理は、下準備をしてからお仕事に行くこともできるので働くママにも活用しやすい調理法です。今回のレシピはお野菜たっぷりの炊き込みご飯と、ボリューム満点チキンサラダを同時調理する夜ごはんにオススメのメニューを紹介します。

炊飯器で作る炊き込みご飯とチキンサラダ

野菜やこんにゃくも切ってすぐに入れることができるので、炊飯器で作れば準備時間も短縮できます。食材のカットは時間のある時に行っておくと、帰宅後の作業時間がさらに短縮できますよ。

【材料】(4人分)
米 3合
鶏むね肉 1枚
人参 1/3本
しめじ 1/2袋
油揚げ 小1枚
板こんにゃく 1/3袋
生姜 1かけ
A 醤油 大さじ2
A みりん 大さじ2
A 調理酒 大さじ2
A 塩 小さじ1/4
だし汁 適宜(分量をレシピ内に記載)

【作り方】
1. 人参は皮をむいて千切りにする。油揚げ、こんにゃくも人参に合わせて千切りにする。1. しめじは石づきを取り除き、大きいのものは手で半分にさく。生姜は皮をむいて千切りにする。

2. お米をといで、水分を入れる。はじめにAの調味料を入れる。残りの水分でだし汁を入れ3合の目盛りになるまで注ぎ入れる。
※ 具を入れてから水分を入れると水分量が変わってしまうので注意しましょう。
※ だし汁がない場合は、顆粒だし(小さじ1)を入れた後に水を入れましょう。

3. 水分を入れた後に、(1)で切った野菜を入れ、皮を剥いだ鶏むね肉を上にのせる。

※鶏肉の皮は、脂の味がごはんに移り脂っぽくなりやすいので今回はとってから入れます。

4. 食材を入れ、蓋を閉じたら、早炊きモードでスイッチを押します。

5.炊き上がった鶏肉を取り出し、ごはんを盛り付けて完成です。

朝晩寒いこともある季節には、生姜をたっぷり入れて作る体ポカポカ炊き込みご飯がオススメです。

炊き上がった鶏肉でご馳走チキンサラダ!

取り出した鶏肉は、ラップをして少し保温します。急にまだ熱いまま切ってしまうと、熱で水分が飛んでしまいパサつくので注意してください。

お好みの野菜と一緒に盛り付けて完成です。

サラダとしてそのまま食べるのも美味しいですが、ドレッシングをかけたり、味付けをして和え物にしても美味しく食べられますよ。

お好みで冷蔵庫にある季節のお野菜などを足していただくとよりボリューミーなおかずが出来上がります。

簡単ドレッシングの作り方

ポン酢:エクストラヴァージンオリーヴオイルを1:1で容器に入れてよくふり混ぜ、塩胡椒を少々入れて簡単ドレッシングを作るのもオススメです。

和え物にアレンジ

【材料】(鶏肉1枚分)
鶏むね肉(炊飯器で炊いたもの) 1枚
A 合わせ味噌 小さじ1
A 白炒りごま 大さじ1
A 醤油 小さじ2
A 牛乳 大さじ2
A 塩胡椒 少々

【作り方】
1. ラップで包んで粗熱をとっておいた鶏肉を手で細かくさく。
2. ボウルに入れてAの調味料とあえて完成。

炊飯器を使った同時調理で時短

炊飯器は保温機能や、一定の温度で加熱できる機能があることから、同時調理や、ご飯以外のおかずやスープを作ることも簡単にできる調理器具です。同時調理専用の容器が付属になっている炊飯器の販売もあります。

大きな肉の塊も、ゆっくり加熱されることで、しっかり柔らかく味がしみたお料理が仕上がります。お鍋に入れて調理した時と違って、火加減を調節しなくてもふきこぼれたりする事なく完成するのも便利なポイントです。

今回使用した鶏むね肉の塊肉も、水蒸気でしっかりと加熱できるので、ご飯を炊いたついでにできるオススメの時短調理法です。一緒に炊いたご飯にも鶏肉の旨味が染み込むので、一石二鳥の時短レシピです。

生姜を入れて身体もポカポカ

季節の変わりめは、日中は暖かくてもまだまだ朝晩が寒い日も多くあります。体調を崩したり、身体が冷えてしまったりした時にオススメしたいのが、生姜を使ったレシピです。

生姜は加熱をすると身体を温めてくれる効果がアップします。スープや炒め物、麺類などの汁物などに入れても美味しく召し上がれますよ。

今回の炊き込みご飯のように、生姜を入れる際に気をつけたいのが切り方です。すりおろしの生姜を入れると、辛味が出てしまってお子様には少し食べにくいかもしれませんが、千切りやみじん切りにした生姜は辛味も少ないので美味しく食べることができます。

鶏肉の脂の臭み消しにもなるので、たっぷり入れて調理することをオススメしますよ。