こんにちは。ライターで「呑めるおかず研究家」の原田さつきです。働くママが手早く作れて、ごはんのおかずにも晩酌のおつまみにもなる一品をご紹介します! 安くて栄養満点、子どもも大好きなじゃがいもは、食卓への登場頻度も多い定番の野菜。でも、その分メニューはマンネリというご家庭も多いのではないでしょうか? 今回は、旬の新じゃがいもを使った変わり種レシピ! いつもと違うじゃがいも料理で、じゃがいもの美味しさを再発見してみてはいかがでしょうか?

シャキシャキ食感が新しい!新じゃがのおひたし

ゆでたり煮込んだりすることの多いじゃがいもですが、おひたしにすると粋な小鉢に大変身。シャキシャキとした食感とじゃがいもの香りがダイレクトに楽しめます。味付けはめんつゆで時短に。「これ、また作って!」と家族にせがまれること間違いなしの一品です。

【材料】(2人分)
新じゃがいも 2個
みつば 1把
めんつゆ 大さじ2
すりごま 大1

【作り方】
1.鍋に湯を沸かしている間に、じゃがいもを細い千切りにして水にさらす。みつばはじゃがいもと同じくらいの長さに切っておく。

2.沸かしたお湯に(1)のじゃがいもとみつばを30秒くぐらせる。

3.水気を切った(2)にめんつゆとすりごまを和えて完成!

めんつゆに練りからしを溶くと、大人メニューになります!

フライパンでスピード調理!ハッセルバックポテト

じゃがいもに切れ目を入れてこんがり焼き目をつけたハッセルバックポテト。味も写真映えも抜群のメニューです。今回は、丸ごとのじゃがいもにオーブンで火を通す変わりに、レンジとフライパンを活用してスピード調理! 子どもはもちろん、パパの晩酌にもぴったりの、ビールに合う一品です。

【材料】(2人分)
新じゃがいも 2個
オリーブオイル 適量
にんにく 適量
塩・コショウ 少々
パルメザンチーズ 適量

【作り方】
1.新じゃがいもは下から1センチくらいを残して5ミリ幅の切れ目を入れたのち、1分ほど水にさらす。

2.耐熱容器に並べてふんわりとラップをかけ、レンジで600W・8分加熱。

3.じゃがいもを加熱している間ににんにくをスライスしておく。

4.オリーブオイルを熱したフライパンでにんにくを炒め、レンジから取り出した(1)を並べて焼き目をつける。

にんにくは焦げる前に取り出す。

5.上下を返して焼き色がついたら塩・コショウをふり、お皿にもってパルメザンチーズをたっぷりかけて完成!

タイムと一緒に焼くと、さらに香りが良くなります。

じゃがいもが主役のメイン料理!豚バラの新じゃが巻き

「豚バラが少しだけ残ってる!」という日におすすめなのが、新ジャガを豚肉で巻いたカサ増しメニュー。お肉のボリュームアップができるのはもちろん、豚バラの旨味を吸い込んだじゃがいもが絶品なんです。豚バラを重ねて並べたじゃがいもに巻きつけることで、ひと欠片づつ巻くよりも時短になりますよ!

【材料】(2人分)
新じゃがいも 2個
豚バラ肉 5枚
小麦粉 適量
ごま油 適量

<合わせ調味料>
A しょうゆ 大さじ2
A 酒 大さじ2
A みりん 大さじ1
A 砂糖 大さじ1

【作り方】
1.じゃがいもは半分に切ってから、縦に3〜4等分切って水にさらす。

2(.1)にふんわりとラップをかけ、レンジで600w・5分加熱。

3.豚バラを少し重ねながら並べ、小麦粉をふって2等分に切り分けておく。

4.(3)の上に(2)のじゃがいもを並べ、きつく巻いていく。

5.フライパンにごま油を熱し、巻き終わりを下にして(4)を焼く。

6.全体に焼き目がついたらフライパンにAの調味料を入れ、タレをかけながら焼く。

肉巻きを動かすと崩れやすくなるので、タレをスプーンで肉巻きにかけて味を絡める。粗熱が取れたら一口大に切って完成!

旬のじゃがいもを時短レシピで満喫!

新じゃがいもは、通年出回っているじゃがいもよりも皮がやわらかく香りがいいと言われています。じゃがいも丸ごとや、食感を楽しめる細切り、お肉との相性を楽しめるレシピで、新じゃがいもの魅力を味わい尽くしてくださいね!

小鉢からメイン料理まで、夕飯の一品や晩酌にぴったり。家族みんなに喜ばれることうけあいです。