すき家にケールレタス牛丼が登場!「野菜の王様」ケールを使用
牛丼チェーンの「すき家」は、全国1934店舗で15日から5月中旬までの期間限定で「ケールレタス牛丼」=写真=を販売している。「ケールレタス牛丼」は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で野菜の王様ともいわれるケールを同社で初めて使用したメニュー。
ケール、赤ピーマン、レタスを温野菜に仕上げ、塩だれで味付けした商品で、野菜のシャキシャキ感と、野菜本来の甘み、塩だれの味付けと甘辛い牛肉との相性が抜群で、子どもから年配者までタンパク質とともに野菜がバランスよく食べられるように仕上がっている。
価格は並盛で550円(税込み)、オニオンスープと温玉のセットで690円(税込み)。
同丼には、トキタ種苗が育種した「カリーノケール」が使用されている。「カリーノケール」は、「ケール=健康に良さそうだけど、苦くておいしくない」というイメージを一掃した苦みのないケール。スーパーの生鮮売場、飲食店のサラダバーなどで需要が広がっている。
トキタ種苗は、イタリア野菜の日本における生産・流通のパイオニア企業。イタリア野菜を日本に定着させる種苗メーカー発のプロジェクト「グストイタリアプロジェクト」を立ち上げ、日本の気候風土に合わせた品種改良からおいしい食べ方までの提案をしている。
同社では「国産イタリア野菜を外食に広めたい。すでに年間通じて採用されている全国チェーンもある。品種・規格によってはチェーン店でもサポートできる体制が整ってきている」としている。
◇日本食糧新聞の2020年4月17日号の記事を転載しました。
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