「のりたま」はいまや、ふりかけの代名詞です。長年愛される秘密は、時代に応じて味もパッケージも進化し続けているから。発売60周年を迎え、丸美屋はより愛されるために、たまごの風味を一段とアップ。ますますおいしい「のりたま」に大躍進! パッケージもにぎやかにリニューアルしました。

のりたまトースト

【材料】(1人分)
丸美屋「のりたま」 適量
食パン 1枚
ピザ用トマトソース(またはトマトケチャップ) 適量
お好みの野菜(ピーマン、たまねぎなど) 適量

【作り方】

  1. 食パンにトマトソースをぬり、お好みの野菜の薄切りをのせる。
  2. (1)にピザ用チーズをのせ、オーブントースターでほどよく焼く。
  3. 焼き上がったトーストに、「のりたま」を色合いよくふりかけて、できあがり。

たけのこの田楽のりたま風味

【材料】(4人分)
丸美屋「のりたま」 大さじ2・1/2
ゆでたけのこ 8切れ(300g~350g)
マヨネーズ 1/2カップ強

【作り方】

  1. たけのこは7~8mmの輪切りか、半月切りにする。
  2. 「のりたま」とマヨネーズを混ぜ合わせる。
  3. たけのこに(2)をぬって、オーブントースターで4~5分間焼いて、できあがり。

「のりたま」60年の歩み

初代 1960年(昭和35年)

「のりたま」は旅館の朝ごはんに出た“のり”と“たまご”をヒントに生まれました。商品名が大きく斜めになっているのは、ふりかけをかけるイメージ。発売当時は20gで30円。山手線初乗り(10円)の3倍のお値段でした。

【当時の出来事】カラーテレビ放送開始

2代目 1969年(昭和44年)

中身が透けて見えるパッケージに変わりました。中身はたまごがよりサクサクした食感に。

【当時の出来事】人類初の月面着陸成功

3代目 1981年(昭和56年)

当時の健康ブームを反映し、塩分を約25%カット(当社比)。パッケージに4色の虹が登場。

【当時の出来事】ピンクレディーが解散

4代目 1991年(平成3年)

パッケージにひよこが初登場。家族みんなで楽しめるイメージに。「のり」「たまご」「塩」を見直し、味も刷新。

【当時の出来事】若貴ブームの到来

5代目 1996年(平成8年)

パッケージが空気や光を通しにくいフィルムに。“ふっくらたまごそぼろ”を新たに加え、よりたまごを感じられるようにしました。

【当時の出来事】有森裕子の「自分で自分をほめたい」が流行語大賞に

6代目 2003年(平成15年)

パッケージのひよこが4羽に。“ふっくらたまごそぼろ”が30%増量(当社比)。海藻カルシウムも配合。

【当時の出来事】東京、大阪、名古屋で地上デジタルテレビ放送開始

7代目 2010年(平成22年)

のりたま発売50周年。パッケージの角が丸くなり安全に。「のり」と「たまご」のバランスを見直し、最後まで同じ味を楽しめるように。

【当時の出来事】小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還

8代目 2015年(平成27年)

パッケージの虹デザインに青をプラス。たまごの風味がアップし、さらに食べやすく、まろやかな味わいに。

【当時の出来事】ラグビーのワールドカップ、イングランド大会で日本代表が歴史的勝利

9代目 2020年(令和2年)

「のり」と「たまご」に加え、「ごま」「さば削り節」「抹茶塩」など選りすぐりの素材を絶妙なバランスでブレンド。9代目の新しさはたまごのおいしさ! 「ふっくらたまごそぼろ」と「サクサクたまご顆粒」に、隠し味として新たに「ホロッとたまご顆粒」が加わりました。パッケージの虹ラインは、未来へ向かう時間の流れをイメージしています。

◇百菜元気新聞の2020年3月1日号の記事を転載しました。