100円ショップには時短調理に役立つアイテムがたくさん!100円とは思えない優れものや、意外なアイデアに感心してしまうものなど日々の料理作りから盛り付け、おもてなしに使えるグッズまでいろいろなアイテムの中から、今回は温泉卵が簡単にできるアイテムと豚丼のレシピをご紹介します。

レンジ不要の温泉たまご器

いつもの丼やパスタメニューにトッピングするだけで、おしゃれなカフェ風にランクアップしてくれるトロンとした食感が美味しい温泉卵。生卵とはまた違った味わいが楽しめます。

温泉卵は60~70℃のお湯に30分ほど入れてじっくり火を通すことで、外の白身はトロッと、黄身は半熟状態に仕上がる卵のことです。

卵の黄身と白身の凝固温度の違いを利用するため、温泉卵作りは温度調節や茹でる時間が大切なポイント!鍋に湯を沸かして作ると、温度が高すぎたり茹で時間の微調整が難しかったりで、失敗してしまいがちです。

最近では、電子レンジでできるタイプのものや、炊飯器調理で作る方法など、いろいろな作り方が紹介されていますが、今回は100円ショップで見つけたタイマーも加熱調理も不要な「温泉たまご器」で作る方法をご紹介したいと思います。

お湯を注いで放置するだけ!

温泉たまご器は100円ショップのセリアで購入しました。特徴は、卵と熱湯をケースに入れて蓋をし、あとは底の部分から湯が落ちきるまで待つだけという手軽さ! では、実際の作り方をご紹介します。

1. まずは、ケトルで熱湯をわかします。

2. 卵2個を殻付きのままケースに入れてセットします。

3. 湯がわいたら、ケースの上部にあるラインのところまで熱湯を注ぎます。

4. 熱湯が全部なくなったら卵を取り出し、器に割り入れたらトロンと柔らかな温泉卵の完成です。

※写真は見やすいようにバットの上にのせて撮影しましたが、熱湯が底から出ていきますので、実際に作る際にはシンクの上で行います。

前述の通り、鍋で温泉卵を作ろうと思ったら時間がかかるだけでなく、湯温を確認したり、タイマーで時間を計ったりと気にかけながら調理する必要があって、何かと手間がかかります。

ですが、こちらの商品は熱湯を注いだら底から落ちきるのを待つだけなので、タイマーで時間を計ることもなくほったらかしで作ることができます。

また待っている間に他の料理を作るときも、温度など気にかけることもなく、そのまま放置しておけるのでとっても楽です。

今回は豚丼に温泉卵をトッピングするレシピをご紹介しますが、ほかにもカレーライスにのせればマイルドになってお子さんでも食べやすくなりますし、ぶっかけうどんにトッピングするのもおすすめですよ。

豚丼の温泉卵のせレシピ

【材料】(2人分)
卵 2個
豚肉 150g
玉ねぎ 1/2個
温かいご飯 茶碗2膳分

<調味料>
しょう油 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
すりおろししょうが 小さじ1

【作り方】
1.温泉卵メーカーに卵を2個入れて熱湯を注ぐ。
2.豚肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎは薄切りする。


3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたら豚肉を加える。


4.調味料を加えて少し煮詰める。


5.丼鉢にご飯をよそい、(4)をのせて(1)を割入れる。

トロッと半熟の温泉卵をトッピングした豚丼は、甘辛い味付けでご飯がすすむメニューです。すりおろしたしょうがを使用しますが、辛味は気にならずお子さんでも食べやすい味付けです。また豚肉だけでなく玉ねぎも一緒に炒めるので、ちゃんと野菜も食べられる点もおすすめなポイント!

ぜひ日々の晩ごはん作りに100円ショップの便利な温泉たまご器を活用してみてはいかがでしょうか。