香川県はメディア・バイヤー向け試食イベント「さぬきうまいもん祭りin大阪」を1月29日にウェスティンホテル大阪(大阪市北区)で開催。バイヤーやマスコミ関係者ら96人が参加した。西原義一香川県副知事が「香川県では『うどん県。それだけじゃない香川県』ということでうどん以外の食べ物や観光地の魅力を発信している。オリーブオイルのほかに、オリーブを食べさせたヘルシーな畜産物やハマチなど香川が誇る食材を使った料理を弓木野賢二料理長に作ってもらった」とあいさつした。

また「昨年、機能性表示食品として認められた希少糖を使ったスイーツも用意している。『うどん県ネクタイ』というのがあるが、今日はそれではなく『希少糖ネクタイ』をしてきた。観光ではブッキングドットコムで『訪れるべき目的地10選』に日本で唯一高松市が選ばれた」と香川の魅力について紹介した。

その後、オリーブオイル(黒島慶子氏)、オリーブハマチ(嶋野文太氏)、オリーブ牛(石井正樹氏 当日は同氏欠席につき讃岐牛・オリーブ牛振興会幹事笹原勝彦氏が出席)、オリーブ夢豚・豚(増田正樹氏)、オリーブ地鶏(吉田幸市氏)の生産者5人で結成された「香川オリーブファイブ’19(ナインティーン)」が登壇し県産品の魅力をアピールした。

西原義一香川県副知事(中央)と「香川オリーブファイブ’19(ナインティーン)」ら

なお、同県では昨年度、日本のオリーブ経済栽培発祥の地「香川県・小豆島」にオリーブが植栽されてから110年という節目の年を迎えたことを機に、オリーブ産品PR隊「香川オリーブファイブ」を結成した。1年限定のグループの予定だったが、同県民や来場者の評判がとてもよく、今年は“2019年度版”として、活動することとなった。

オリーブ関連食材を中心に、同県産品をふんだんに使ったコース料理が振る舞われ参加者は舌鼓をうっていた。

また希少糖の紹介ブースが設けられたほか、香川政明さぬき麺業社長によるうどん打ちパフォーマンスも行われた。

香川政明さぬき麺業社長によるうどん打ちパフォーマンス

メーンでプレゼンターを務めたのは、香川県住みます芸人・梶剛。

《コース詳細》
▽前菜(鯛酒盗 自家製豆腐 オリーブオイル、オリーブ車海老 トマト レモン オリーブオイル、オリーブポテトサラダ 菜の花、オリーブモッツァレラチーズ射込みパン粉揚げ、河豚 沙弥島産4年物 オリーブオイル掛け ポン酢)

▽造り変わり(オリーブぶりかぶら巻 キャビア さぬききくらげ クレソン 加減酢ゼリー)

▽焼物「さぬきの三畜」(オリーブ地鶏ハーブ炭火焼き、オリーブ夢豚炭火焼き、オリーブ牛塩釜焼き)

焼物「さぬきの三畜」・オリーブ地鶏ハーブ炭火焼き
焼物「さぬきの三畜」・オリーブ夢豚炭火焼き
焼物「さぬきの三畜」・オリーブ牛塩釜焼き

▽御飯変わり(さぬきうどん)

▽デザート(オリーブ香るさぬきひめガトーフレーズ、希少糖バニラアイスクリーム)