北海道の定番メニュー!タコの頭のおいしい食べ方【7月2日は、タコの日】
札幌在住のたべぷろ編集部員・吉田匡和です。北海道はタコの水揚げが日本一。世界最大のタコといわれる「ミズダコ」や、少し小ぶりな「ヤナギダコ」など、たくさんの種類が水揚げされています。
一般的にタコといえば足を食べるものと思われていますが、北海道では頭までおいしくいただきます。タコの頭は、足に比べて安く、それでいておいしいといわれています。生粋のドサンコが、タコの頭のおいしい食べ方を紹介します。
タコの頭を食べるようになったワケ
北海道のスーパーでは、タコの頭が普通にスーパーで売られているため、全国的に食べているモノだと思っていました。しかし、あるテレビ番組でそれが特殊なことだと知りました。
北海道で採れるタコはとても大きく、丸ごと本州に送るのが困難だったため、頭と胴体を切り離して出荷していたそうです。ところが、頭の売れ行きが思わしくなく、北海道内で消費するようになったのが、タコの頭を食べるようになった由来といいます。
刺身で食べる
まずは刺身で食べてみましょう。薬味はワサビでも生姜でも合います。醤油ではなく、酢味噌やポン酢を付けてもおいしいですよ。生の味でも十分ですが、火を通すと甘みが増すので、一度湯がいて食べるのもいいでしょう。歯ごたえがあって食べごたえ十分です。
寿司で食べる
ヘルシー志向の方には、野菜をふんだんに使ったカルパッチョをオススメします。作り方はいたって簡単。タコの頭を薄くスライスして、野菜に乗せてドレッシングをかけるだけ。これだけでヘルシーな料理の出来上がりです。
その他のおいしい食べ方
生食はもちろん、水揚げ量の多い宗谷地方では、タコのしゃぶしゃぶが名物料理になっていますし、から揚げ(タコザンギ)や、キムチ和えなど、調理方法も豊富。いずれもプリプリとした食感が楽しめます。タコ焼きにするのも悪くないですね。
タコの頭は、漁師さんが最も好む部位だといわれています。ぜひ「通」の味を、好みの食べ方で楽しんでみてください。
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