夏に家庭菜園でミニトマトをプランター栽培しているご家庭も多いのではないでしょうか? ミニトマトは栽培も比較的簡単で、手軽に食べられる野菜ですよね。でも案外、サラダ以外のメニューに使うことは少ないのではないでしょうか?
最近では、カラフルなミニトマトも見かけるようになりましたよね。今回はなんとミニトマトをスイーツに大変身。見た目のかわいさ&おいしさにびっくりすること間違いなしです!

土台の簡単レアチーズケーキの作り方

まずは、ベジケーキの土台となるレアチーズケーキを作ります。クッキー生地を型に敷き詰め、チーズケーキの材料をミキサーで混ぜて型に流し、冷蔵庫で冷やすだけの3ステップ!

スーパーで購入できる材料だけで、誰にでも失敗なく作ることができますよ。

【材料】(直径15cmの底が抜ける型1台分) ※型は100円ショップでも購入できます
クリームチーズ 200g
プレーンヨーグルト 100g
ミニトマト 10~15個(200g)
砂糖 60g
レモン果汁 大さじ1
粉ゼラチン 7g
水 70ml
ビスケットまたはプレーンクッキー 60g
バター 30g
牛乳 大さじ1

【作り方】

1.バターとクリームチーズを常温に戻しておく。

2.ビスケットを袋に入れ麺棒などで叩いて細かく砕き、バター、牛乳を加えてひとかたまりにしたら、型の底に押しつけるようにして敷き詰める。

3.ゼラチンに水を加え、レンジで20秒程度加熱し溶かしておく。(お湯を直接加えてもOK)

4.ミキサーにクリームチーズ、ヨーグルト、ミニトマト、砂糖、レモン果汁、溶かしたゼラチンを入れ、滑らかになるまでかくはんする。

5.(2)の型に流し入れ、ラップをして冷蔵庫で冷やし固める。

かわいいミニトマトのみりんコンポートの作り方 

次に、トッピング用のミニトマトのコンポートを作ります。通常コンポートは砂糖で煮詰めますが、今回は「みりん」を使って作るレシピです。砂糖よりもさっぱりとした甘みになり、まるでフルーツのような味わいに仕上がります。

また、面倒な湯むきは冷凍してしまえば、あっという間にむけるという裏ワザもご紹介します。

【材料】
カラフルミニトマト 15個くらい
みりん 150ml
レモン果汁 小さじ2

【作り方】

1.ミニトマトはヘタを取り、冷凍庫で凍らせる。

2.冷凍庫から取り出したミニトマトを流水でさらしながら皮をむく。

3.みりんとレモン果汁を耐熱容器に入れ、ラップをしないでレンジで1分30秒加熱する。

4.(3)に(2)を入れて、冷蔵庫で冷やす。

レアチーズケーキとコンポートがそれぞれ出来上がったら、盛り付けをして完成です!

ミントを飾ってみるのも良いですね。コンポートのキラキラ感、ミニトマトのカラフル感で思わず写真を撮りたくなる、フォトジェニックなベジケーキに仕上がります。

カップで作ればグラスデザート風な仕上がりに

型がなかったり、2~3人分だけ作りたかったりする時にはプラカップやグラスを使用することで、グラスデザートのように仕上げることもできます。

蓋つきのプラカップで作れば、手土産やプレゼントにもぴったり! ワイングラスで作って、おしゃれに仕上げるのも良いですね♪

紫外線対策にリコピンを

トマトの栄養素のひとつである「リコピン」は聞き慣れてきた方も多いと思います。リコピンには抗酸化作用があり、体内で発生する活性酸素に働きかけ、老化や酸化を防ぐパワーをもっています。

特に夏場は紫外線を浴びると肌の表面に活性酸素が発生しメラニンが生成され、日焼けやシミの原因となります。リコピンには、このメラニン生成を抑制する効果があるため、紫外線対策として是非食べていただきたい野菜なのです。

さらに、リコピンはトマトの色素成分であることから、大玉のピンク系トマトよりも色の濃いミニトマトの方が豊富に含まれています。

8月31日は「野菜の日」♪

夏に食べたい栄養素「リコピン」をたっぷり含んだミニトマトをスイーツに大変身させて、サラダ以外にも野菜をおいしく食べてみましょう。自家栽培のミニトマトで作れば、収穫から調理そして食事の過程が子どもにも見て分かり、食育にもなりますね。

ちなみに8月31日は「野菜の日」です。ミニトマトのベジケーキを、野菜の日のデザートにしてみてはいかがでしょうか。トマトが苦手な子どもでもペロリと食べてしまうことでしょう♪