そろそろ夏休みも終わりですね。朝晩が、ほんの少し過ごしやすくなってきたけれど、まだしばらく続きそうな日中の暑さ…。疲れが出てくるこの時期、ひと皿で肉や魚、野菜、炭水化物が食べられる麺類は、栄養バランスもバッチリでとても助かります。
麺メニューは手軽に作れるのですが、ワンパターンになりがちでマンネリ感も…。「えー、また！同じぃ！」という声が聞こえてきそう。味つけと合わせる材料を少し工夫して、バリエーションを増やしてみませんか？

コロコロ野菜のあえ麺　カレーみそ味がちょっと新鮮

ジャージャー麺の肉みそ風に、夏野菜をコロコロに切ってカレーみそ味に。レンジでチンするだけですが、ツナ缶の缶汁とみそがコクを出してくれます。ガシガシ混ぜて、いただきましょう！

【材料】（2人分）
冷凍うどん　2玉
玉ねぎ　1/4個
パプリカ（赤）　1/8個
ズッキーニ　1/2本
なす　1本
ツナ缶（オイル漬け）　1缶
にんにく（みじん切り）　1/4片

< 調味料 >
・みそ　大さじ1
・水　大さじ1
・砂糖　大さじ1
・ケチャップ　小さじ1
・しょうゆ　小さじ1
・カレー粉　少々～小さじ1/2
・こしょう　少々

【作り方】
1．玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、なすを1cm角に切る。
2．耐熱ボウルに、（1）とにんにく・ツナを缶汁ごと入れて混ぜる。
3．別のボウルに調味料を合わせ、（2）にかけて、まんべんなく混ぜる。

※ポイント
甘めな味つけがお好みの方は、カレー粉の量を控えめにしてください。

4．電子レンジ（600W）で5～6分加熱する。加熱後、取り出して軽く混ぜる。
5．冷凍うどんは、袋の表示どおりにゆでて、ざるにあけ流水でもみ洗いし、水気を切る。
6．器にうどんを盛り、（4）をかける。しっかり混ぜて食べる。

【ちょこっとアレンジ】
辛い味が苦手な方は、カレー粉の量で調節するだけでなく温泉たまごをのせるとよりマイルドになりますよ。麺だけでなくごはんにかけて食べてもおいしいです。

（4）までを作り置き（冷蔵庫で3日間保存可能）しておくと便利です。鶏や魚のソテーに添えてもGood！ いろいろなメニューに合わせてみて。

トマトとハムのあっさり麺　切って混ぜるだけ

麺をゆでるのに火は使いますが、それ以外の工程は切って混ぜるだけ。簡単であっさり。食欲がない日でも食べられるさっぱり洋風ひやむぎです。

【材料】（2人分）
ひやむぎ 2束
トマト　1個
玉ねぎ　1/4個
青シソ　5枚
ロースハム　4枚
塩 ひとつまみ
オリーブオイル　大さじ2
レモン汁（または酢）　小さじ1

【作り方】
1．トマト、青シソ、ロースハムを1cm角に切る。玉ねぎは、あら目のみじん切りにしレモン汁（または酢）をかけておく。
2．ボウルに、（1）とオリーブオイル・塩を加え、全体がなじんでまとまるようにしっかり混ぜる。

3．ひやむぎは、袋の表示どおりにゆでて、ざるに上げ流水でもみ洗いし、水気を切る。
4．（2）に（3）を加え、よく絡ませる。味見をして、塩（分量外）で味を調える。
5．器に盛りつけて、出来上がり。

【ちょこっとアレンジ】
ひやむぎ以外の麺（そうめん・スパゲッティ）でもおいしいです。時間があれば、（2）をしっかり冷やすとよりおいしくいただけます。トマトの皮が気になる場合は、湯むきしてみてください。口当たりよくいただけますよ。

野菜たっぷり麺でマンネリ解消！

トマト・なす・ズッキーニ・パプリカなどの夏野菜は、夏バテを予防や解消できる効果があります。まだまだ続く暑い日に、食べやすく栄養バランスのいい麺類でマンネリ化と夏の疲れを乗りきりましょう。