暑かった夏も過ぎ、涼しい風が吹き始め食欲の秋、本番! そろそろ新米が並びはじめ、ごはんのおいしい季節です。ごはんさえあれば、おかずはいらない! という子もいますが、やっぱり栄養バランスも気になります。
今回は、れんこんがメインのおかずレシピをご紹介します。しっかりした味付けでごはんがモリモリ食べられておすすめです! れんこんは水煮を使うので、時短になり15分で作れるのもうれしいポイントです。

基本の材料は同じ!

両方とも基本の食材は、【れんこん水煮・豚肉・パプリカ・長ネギ】だけです。そのため、できあがりは同じように見えてしまいますが、味つけが和風・中華風と違うので、それぞれのおいしさがあり、これだけで簡単にバリエーションが増えますよ。

どちらの味つけも、運動会や遠足、塾のお弁当にオススメです。

今回は時短レシピなので水煮を使いましたが、れんこんはこれから旬の時期を迎え、生のほうが風味も香りも強くなります。生を使う場合は、皮をむいて薄切りにすし、水煮より少し長めに炒めるとシャキシャキとおいしく食べられます。

れんこんと豚肉の和風炒め みんな大好き!あまから味

小さい子も中高生も大人も好きなテリヤキ風の味。小麦粉をふってとろみをつけると、タレがしっかりからみます。しょうゆの香ばしさと甘辛い味を想像するだけで、お腹がぐぅ~っとすいてきます。

【材料】(2人分)
れんこん(水煮スライス) 1袋(120g)
白ねぎ 1/3本
パプリカ(赤) 1/2個
豚こま切れ肉 150g
青ねぎ(あれば) 1本
サラダ油 大さじ1
小麦粉 小さじ1

<調味料>
しょうゆ 大さじ1/2
砂糖 小さじ2
水 大さじ2弱

【作り方】
1.れんこんは袋からだして、サッと洗い水気を切る。白ねぎは縦半分に切ってから、斜め薄切りにし、パプリカは乱切りにする。
2.ボウルに、調味料を合わせて混ぜる。
3.フライパンにサラダ油を入れて中火に熱し、豚肉を加えて炒める。
4.豚肉の色が変わったら、(1)を加えて炒める。

5.れんこんのフチが白く変わり、全体に油がなじんでパプリカがしんなりしたら、小麦粉をふって炒める。 (2)を加え炒めあわせる。
6.皿に盛りつけて、斜め切りした青ねぎをちらす。

れんこんと豚肉の中華風炒め オイスターソース&ごま油が食欲をそそる!

こってりした中華風に仕上げるコツは、豚肉につける下味と片栗粉のとろみがポイント。
それだけで、ごはんが何杯でも食べられる味に変身します。

【材料】(2人分)
れんこん(水煮スライス) 1袋(120g)
白ねぎ 1/3本
パプリカ(赤) 1/2個
豚こま切れ肉 150g

<下味>
しょうゆ 小さじ1/2
酒 大さじ1/2

片栗粉 大さじ1/2
冷凍いんげん(あれば) 10本程度
にんにく(みじん切り) 1/2片
しょうが【みじん切り】 1/2片
ごま油 大さじ1

<調味料>
オイスターソース 大さじ1/2
しょう油 大さじ1/2
酒 大さじ1/2
砂糖 小さじ1/2
水 大さじ1
顆粒 中華スープ 小さじ1/2

【作り方】
1.れんこんは袋からだして、サッと洗い水気を切る。白ねぎは、縦半分に切って斜め薄切りにし、パプリカは、乱切りにする。
2.豚肉に下味と片栗粉を入れもみ込む。
3.フライパンにごま油とにんにく・しょうがを入れ弱火で熱する。にんにくとしょうがの香りが出てきたら、豚肉を加えてほぐしながら中火で炒める。
4.豚肉の色が変わったら、(1)と冷凍いんげんを加えて炒める。
5.全体に油がなじんでしんなりしたら、混ぜ合わせた調味料を加え炒めあわせる。

手軽に作って、たのしく食べよう!

炒めるだけで、食べざかりの子も満足の、れんこんを使った簡単レシピです。ごはんがすすむ一品なので、手軽に作って親子で食欲の秋を楽しみましょう。