毎年、暑い夏が始まるとツルツル~と食べたくなるのが、そうめん。なのに、涼しくなってくると何となく食べなくなってしまって中途半端に残っている…なんて経験、ありませんか?
そこで、そうめんを使い切るおススメの一品をご紹介します。ゆでずにそのまま使う「そうめんジャガイモチヂミ」は、簡単手作り腹持ち満点のパーフェクトフードです。クセになる一品になること間違いなし!

そうめんは折るだけでOKの時短調理

夏にそうめんを食べたくなるのはなぜ? 出汁のきいたつゆにつけて、ちゅるちゅる~と冷たいそうめんを食べると、暑くて食欲がないときでも、のど越しよく食べられちゃうんですよね。しかも、細い麺は短時間でゆであがるので調理する人にもありがたい食材ですね。

ところが、涼しくなるとそうめんを食べたい欲求が減ってしまいませんか? 台所で余っているそうめん。ぜひこの夏、使い切りましょう。ジャガイモをすって混ぜるだけのジャガイモチヂミは、そうめんをそのまま入れて作ります。パリ・フワ・モチの食感と、栄養満点のパーフェクトフードで元気に残暑を乗り切りましょう。

【材料】(4人分)
そうめん 2束
ジャガイモ 4個 *アイユタカなど水分が多いほうがフワフワした仕上がりになります。
絹ごし豆腐 1/4丁
塩 小さじ1/2
トッピング 納豆、海苔、黒ゴマ、オクラなどお好みで

<たれ>
醤油 大さじ3
酢 大さじ1
ニンニク、ショウガのすりおろし お好みの量
大人用にコチュジャンまたは豆板醤 小さじ1

【作り方】
1.ジャガイモは皮をむいて、すりおろす。

2.(1)をボウルに入れ、豆腐を加えて、ホイッパーなどでつぶしながら混ぜる。

*豆腐を入れることでフワッとした食感が増します。

3.1/4本に折ったそうめんと塩を加え、混ぜる。

4.フライパンに油を強火で熱し、(3)をスプーンですくって入れ、お好みの具材をトッピングしたら、蓋をして弱火で両面を焼く。

5. たれを食べる直前にかけていただく。

冷めてもおいしくいただけます。

そうめん+ジャガイモ+豆腐=パーフェクトフード

<そうめん>
主な原材料は小麦粉ですが、主成分は炭水化物で私たちの活動エネルギーになります。

<ジャガイモ>
主成分はでんぷん(炭水化物)ですが、ビタミンやミネラルもバランスよく摂取できます。特にジャガイモに含まれるビタミンCは加熱しても損失が少ない美健食材です。

<豆腐>
原材料は大豆ですが、畑の王様といわれる通り良質たんぱく質が豊富に含まれています。

私たちの心身の健康の源は、毎日の食事が基本です。炭水化物・たんぱく質・脂質は身体の基本をつくります。ビタミン・ミネラルは健全な身体を維持するために調節をします。食物繊維や発酵食品は、栄養を吸収しやすいように腸内環境を整えてくれます。キレイな腸とバランスが摂れた食事は、体内の免疫力を高め心身健康な身体を維持します。

ジャガイモにそうめんを加えた一品は、時短・簡単・栄養満点なパーフェクトフードです。日一日と涼しくなると真夏の疲れが出てきますが、成長期の子どものリカバリーは大人以上に大切です。パーフェクトフードでカラフルなトッピングなどして心身ともに楽しくリセットしましょう。