万能ライスペーパーで厚揚げミルフィーユ【レシピ付き】
ライスペーパーってご存じですか? 街のあちらこちらで行列ができるほど流行っている黒粒タピオカパールの原料粉を紙状にしたペーパーです。「生春巻きの皮」というとわかりやすいですね。
今回は、ご家庭でも簡単に作れる「厚揚げミルフィーユ」のレシピをご紹介します。栄養価が高く手ごろな厚揚げをライスペーパーで巻いた時短・簡単・栄養満点でおしゃれな一品を作りましょう。包む・見せる・食べやすいの【キレイ“3”】にチャレンジ!
厚揚げミルフィーユの作り方
【材料】(4人分)
厚揚げ(正方形)2枚(長方形の厚揚げを使用する場合は1枚)
人参 1本
キュウリ 1本
枝豆 18粒
ライスペーパー 2枚
自然塩、ごま油 各適量
※サンド用の野菜は、ズッキーニ、オクラ、アボカド、パプリカなどお好みの色の野菜をお使いください。
【下準備】
人参、キュウリは千切りにし、ひとつまみの塩をふり、しんなりする程度に揉み、枝豆は、ゆでて房から出しておく。
※すべて、塩味が残る程度にする。
【作り方】
1. 厚揚げは、横3等分にスライスし、ごま油を熱したフライパンで両面をこんがり焼く。
2.ライスペーパーを軽く水に濡らし、ラップを引いた皿にのせ枝豆を3×3粒並べる。
3.(1)の厚揚げの白い面を下に向けて置き、人参、厚揚げ、キュウリ、厚揚げの順に重ね、ライスペーパーで包む。
食べやすいように、真ん中をカットする。
<包み方のポイント>
四隅をしっかりと押さえながら包むと、カットした時に崩れにくいです。
ライスペーパーはキレイ3(包む・見せる・食べやすい)
「ライスペーパーって、米粉で作られているんじゃないの?」っと思いませんでしたか? ライスペーパー発祥のベトナムでは、本来は米粉と食塩で作られていましたが、最近ではタピオカ粉がブレンドされたライスペーパーも作られるようになりました。
米粉とタピオカ粉をブレンドしたライスペーパーは、破れにくい! このモチモチ~とした食感が好き! 透明感が増して包んだ具がキレイに見える! など、タピオカ粉をブレンドすることによって、 おいしい感度をアップさせる効果があるようです。
人気の黒粒タピオカは、キャラメルで色付けしていますが、本来は無色で透き通った食材です。生春巻きのように、包んだ具をキレイに見せる役目やフォーのように周りの食材を引き立てる役割もします。
タピオカ粉は、デンプン質なのでつなぎの役割もします。ライスペーパーの特長を活かして崩れやすい食材のアレンジも可能です。
厚揚げミルフィーユは栄養たっぷり
生春巻きに使われているタピオカ粉は、トウダイグサ科のキャッサバの根茎から作ったデンプン(炭水化物)です。
厚揚げは、大豆から作られた良質たんぱく質と脂質、人参やキュウリを塩もみしたサンド具はビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルが多く、ごま油の香ばしさが食欲をそそります。夏の食欲がない日にピッタリの一品です。
近年は、調味料やドレッシングなど多様化してセレクトする楽しみがありますね。半面、旬の食材の味や香りなど日本独特の四季を楽しむことが食卓でできなくなってきています。
旬の食材をいただく家庭の食卓は、健康な身体をつくり健全な心を育てる場所です。できるだけ、シンプルな調理法と味付けでおいしく楽しみたいですね。
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