夏においしいカオマンガイ!子どもも喜ぶあっさりタイ料理【レシピ付き】
こんにちは。タイ料理研究家サクライチエリです。8月です。暑いです。タイ料理がおいしい季節になりました! が、多くのタイ料理好きワーママの悩みとして、「辛いから子どもと一緒に食べられない」「食べるのは好きだけど、作るのが大変そう」というお話をよく伺います。
タイ料理好きのみなさん。ご安心ください。私の娘が幼稚園の頃、お鍋いっぱいに作って、お友達もママ友も喜んで食べたタイ料理「カオマンガイ」をご紹介します。
お鍋1つで作れるカオマンガイ!炊飯器でもOK
カオマンガイはシンガポールチキンライスの兄弟で、タレがタイ独自の配合になり、タイでもお店によって、秘伝のタレを売りにしている、チキンスープで炊いたご飯に蒸し鶏をのせた、万人受けするお料理です。
タイ料理といっても、中華系のタイ料理は、本場中国に比べると、暑い気候に合わせたあっさりした味付けで、脂っぽくもなく、ヘルシーです。
【材料】(4人分)
ご飯 2合
鶏もも肉 2枚
ニンニク 1片
ショウガ 輪切りで5枚程
塩 2つまみ
水 400ml
<タレの材料>
醤油 大さじ2
味噌 大さじ1
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
ニンニクとショウガのみじん切り 各1片分
辛いもの好きな方は、青唐辛子
パクチーの葉
【下準備】
・鶏肉に塩をふり、なじませておく。
・タレの材料をすべて混ぜ合わせておく。
【作り方】
1.ニンニクをみじん切りにし、ショウガを輪切りにする。この時に一緒にタレのみじん切りニンニクとショウガを刻んでおくと、作業がスムーズ。
2.米は洗ってザルにあげ、水気を切る。
3.鍋に油大さじ1(分量外)を入れ、(1)のニンニクとショウガを中火で炒める。
4.香りが立ったら米を加え、全体に油が回るように炒める。
5.水と鶏肉を加える。
6.蓋をし、沸騰したら弱火にして10~15分、米に芯がなくなるくらいに炊く。
※炊飯器で炊く場合は、(4)を炊飯器の釜に移して水を加え、鶏肉をのせて普通に炊く。
ご飯が炊けたら鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切り分けます。器にご飯を盛り、鶏肉をのせ、パクチーを散らし、タレを添えていただきます。
ご飯に混ぜたショウガは、香りづけなので取り除いてもよし、ショウガ好きな方は一緒に食べてもいいですよ。
鶏肉は胸肉でもしっとりあっさり仕上がります。むしろタイ人は胸肉好きです。お鍋は、普通のお鍋でも問題なく炊けますが、ストウブなどのホウロウ鍋で炊くと、お肉だけ切り分けて、お鍋のまま出しても華やかです。
「キャンプに行ってダッチオーブンで作りました」という生徒さんからのご報告もいただいています。タレは、小さい子でショウガやニンニクがきつい場合、前にご紹介した、「黒みつ+醤油=子どもウケ抜群のテリヤキ風だれ」をお出ししています。
辛い料理も自分で作れば調整できます
タイ料理といえども、辛くないお料理もたくさんありますし、暑い気候で調理するので、短時間で仕上げる料理が多いです。何よりも辛さは後から調整できるので、自分で作るのが最も好みの味になります。
お子さんに「今日はタイという国のお料理だよ」と出すと、地理のお勉強にもなり、そこからいろいろな興味が広がるかもしれません。この夏は、辛くないタイ料理を家族みんなでおいしく食べて、この暑さを元気に乗り切ってください。
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