大阪在住、ワーキングママ管理栄養士のまっちーです。じゃがいもは安くて料理に使うとボリュームが出るので食費の節約に役立つ食材ですが、皮をむく作業が面倒ですよね。そんな面倒な皮むきはじゃがいもをレンチンすることで簡単にすませることができます。
レンチンすることでじゃがいもが軟らかくなるため、皮をむいた後はマッシュポテトにして、味付けしない状態で冷凍保存しておくと便利です。1食分ずつ冷凍しておけば、仕事から帰ってきて少し手を加えるだけで、あっという間に立派な一品に! じゃがいもを使ったボリュームのあるおかずに子どもも大満足です。

基本のマッシュポテトの作り方

じゃがいもはレンチンすると、ゆでるよりも時短で軟らかくでき、皮をむいてそのまま調理に使うことができます。マッシュポテトを多めに作って冷凍しておくことで、解凍して材料を混ぜるだけで時間をかけることなくひと品を完成させることができます!

皮をむく時は熱いので、火傷をしないようにキッチンペーパーなどを使ってむいてくださいね。

【材料】(1食分)
じゃがいも 1個

【作り方】
1.じゃがいもはふんわりとラップに包み、電子レンジ(600W)で3分半加熱する。

2.粗熱が取れたらキッチンペーパーで包んで皮をむき、フォークで潰す。

3.1食分ずつラップに包み、冷凍用保存袋で保存する。

照り焼きチーズポテト マッシュポテトに混ぜたチーズがとろ~り

照り焼きなどの甘辛い味は子どもに人気で、チーズとの相性が抜群です。おやつにもぴったりのレシピで子どもも喜んで食べてくれますよ! 大人のおつまみにもおススメです。

【材料】(2人分)
基本のマッシュポテト  1食分
ピザ用チーズ  50g

<合わせ調味料>
濃口醤油 大さじ1
砂糖  小さじ2
料理酒  大さじ1サラダ油  小さじ1

【下準備】
合わせ調味料を混ぜ合わせておく。

【作り方】
1.マッシュポテトにチーズを混ぜ、2等分にして小判形に成形する。

2.フライパンにサラダ油を熱し、(1)の両面を焼き、合わせ調味料を入れてとろみがつくまで加熱する。

和風ベジポテトサラダ マッシュポテトにかつお節が合います

ポテトサラダは子どもに人気の高いメニューですが、じゃがいもを潰して、具材を混ぜて…という手順があるため手間がかかり、なかなか作る気になれませんよね。

マッシュポテトがあれば、具材とマヨネーズをあえるだけでポテトサラダが完成するので簡単に作ることができます。塩コショウではなく、濃口醤油やかつお節で味を調えるといつもと違った和風ポテトサラダが完成します。パンなどに挟んでもおいしいですよ。

【材料】(2人分)
基本のマッシュポテト 1食分
ミックスベジタブル 30g
☆マヨネーズ 大さじ1
☆濃口醤油 小さじ1
☆かつお節 少々

【作り方】
1.ミックスベジタブルを耐熱容器に入れ、電子レンジ(500W)で1分半加熱し、マッシュポテトと混ぜる。

2.(1)が冷めたら☆を混ぜる。

すき焼き風スコップコロッケ マッシュポテトを使えば手軽に

コロッケは1つずつ形を作って、卵・小麦粉・パン粉をつけて揚げると、手間も時間もかかって大変です。でも、大皿にコロッケの具材を敷き詰め、その上にパン粉をかけて焼けば、手軽にスコップコロッケができます。

大皿で出てくる料理なので子どもたちも大喜びです。マッシュポテトに混ぜる具材もレンチンで仕上げるため、洗い物も少なくすみますよ!

【材料】(2人分)
基本のマッシュポテト  1食分
玉ねぎ 1/2個
☆合びき肉 100g
☆濃口醤油 大さじ1
☆砂糖 大さじ1
☆料理酒 大さじ1
パン粉 大さじ1
ごま油 大さじ1/2

【作り方】
1.玉ねぎはみじん切りにする。

2.耐熱容器に(1)、☆を入れて混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジ(500W)で3分半加熱する。
3.マッシュポテトと(2)を混ぜて耐熱容器に敷き詰め、パン粉をかける。

4.全体にごま油を回しかけ、電子レンジのオーブン機能(200度)で10分焼く。

レンチンじゃがいもで簡単皮むき!

じゃがいもの皮をピーラーでむくと時間がかかりますが、レンチンすることで手間がかからず簡単にできます。レンチンしたじゃがいもはそのままマッシュポテトにできますので、1食分ずつ冷凍して料理に活用してみてはいかがでしょうか。野菜の下処理の手間を省くことで短時間で料理を仕上げることができ、ワーママにとっても時間の余裕が出ますよ。