こんにちは! 野菜・美容・子育てライターのかたおかはなです。「今日の夕飯は何にしよう」と悩むママたち。これってもはや永遠テーマと言えますよね。今回は、ガスもレンジも使わず炊飯器ひとつで簡単においしく作れる「ラタトゥイユ」と「野菜具だくさんスープ」のレシピをご紹介します。

忙しいワーママたちにオススメ!

仕事から帰宅し、クタクタになった身体を奮い起こして夕飯のメニューを考えるママも多いでしょう。今回はガスもレンジも使わず、ただカットした野菜やお肉を炊飯器に入れるだけの簡単レシピ! 生のサラダでは野菜の青臭さが気になり食べてくれない子どもでも、トマトソースやチーズ、コンソメなどで味付けすることで野菜もぐっと食べやすくなりますよ。

野菜は基本的に余ったものでもOK! お肉は手羽元を使えばカットの必要もありません。しかも骨つきのお肉は出汁も出るのでとっても万能なんです。1品目は子どもが大好きなトマト缶を使った「ラタトゥイユ」、2品目は手羽元を使った「野菜具だくさんスープ」を紹介します。

野菜のうまみと甘みをいかしたラタトゥイユ モッツァレラチーズ添え

使う野菜はズッキーニやナスなどの夏野菜がオススメです。パプリカは2種類入れると彩りも華やかで甘みもプラスされます。人参や玉ねぎなどはあえて大きく切って歯ごたえを出すことで満腹感も得られますよ。さつまいもを入れるとトマト缶の酸味を抑えられ、子どもも食べやすくなります。

我が家は子どももパパも、なすアレルギーなので外しましたが、なすやセロリもオススメです。

【材料】(4人分)
パプリカ赤、黄色 各1/2個
玉ねぎ 1/2個
ズッキーニ 1本
人参 1本
エリンギ 半パック
さつまいも 半分(※小さめの場合は1本)
トマト缶 1個
塩胡椒 適量
にんにくチューブ 5cmくらい
コンソメ 1粒
オリーブオイル 大さじ2
ローリエ 1枚

【作り方】
1.野菜は歯ごたえを残し満腹感を得るために大きめにカットします。

2.炊飯器に野菜を入れます。塩胡椒、にんにくチューブ、オリーブオイルの調味料を入れ、野菜全体に馴染むようかき混ぜます。

3.(2)にトマト缶を入れ全体に馴染ませ、コンソメとローリエを入れて炊飯器のスイッチオン!

今回、コンソメは粒を細かくカットして使っていますが、顆粒タイプのものを使うとさらに時短で便利です。野菜からお水が出るのでお水は入れません。

4.炊飯が終了したら、モッツァレラチーズを器の底に入れ、盛り付けて完成です。

下に入れたモッツァレラチーズがラタトゥイユの温かさでとろけてとってもおいしいですよ。

お水を加えることなく野菜から出る水分のみなのでソースもとっても濃厚です。パンと一緒に食べても良し、パスタに絡めてもおいしいですよ。余ったら卵で絡めてチンすればスペイン風オムレツに。これで翌日の夕飯も決まりですね!

手羽元の出汁とうまみを生かしたホロホロの手羽元とたっぷり野菜のゴロゴロスープ

野菜とお肉をカットする場合、包丁やまな板を洗う必要があるので手間ができてしまいます。そんな時はカットの必要がない手羽元がオススメ! 骨から出汁もうまみも出るので煮込みやスープにはとっても万能ですよ。

【材料】(4人分)
手羽元 1パック(※今回は7本入りを使いました)
じゃがいも 小さめ2個(※通常の大きさであれば1個)
舞茸 1パック
ゴボウ 1/2本
人参 1本
キャベツ 1/4個
生姜チューブ 5cmくらい
コンソメ 1粒
塩・胡椒 少々
水 600ml
春雨 お好みで
万能ネギ 少々

【作り方】
1.手羽元に塩・胡椒をふり味を馴染ませます。

この際、牛乳パックを使えばまな板に生臭さもつきませんし、洗い流す手間も防げます。使い終わったらさっと洗って捨てればいいのでとっても楽ちんですよ。

2.野菜を食べやすい大きさにカットします。ゴボウとじゃがいもは水に浸けてアク抜きします。

アク抜きが面倒という方は、じゃがいもやゴボウを使用せずさつまいもやセロリなど使うと時短になりますよ。

3.手羽元、野菜の順に炊飯器に入れています。細かく刻んだコンソメと生姜チューブを入れ、水を注ぎます。炊飯スタート!

4.炊飯している間に万能ネギをカットし春雨を戻し、戻した春雨をスープボウルへ入れておきます。炊飯が完了したら完成です。

万能ネギを入れれば緑がポイントとなり彩りも華やかになりますよ。

もし、クリーミーに仕上げたい場合は牛乳や豆乳を入れてもオススメ。和風に仕上げたい場合は、ごま油とお醤油で味付けしてもおいしいですよ。

今回紹介したレシピは、冷蔵庫の余り物の野菜を使っても良し! 手羽元がなければ鶏のモモ肉でもおいしいですよ。夕飯メニューが決まらないママ! 炊飯器で簡単お手軽に作れるこちらのレシピはいかがでしょうか?