アンニョンハセヨ!在日コリアン3世で韓国家庭料理研究家の李亜民です。これから旬を迎えますが1年中流通しているきゅうり。レパートリーを増やせれば毎日のおかずは迷いなし! 今回は韓国風きゅうりのおすそ分けです。

ジッパー付き保存袋で簡単ヤンニョンジャン漬けレシピ

簡単韓国風きゅうりのヤンニョンジャン漬けレシピです。

【材料】
きゅうり 2本
ヤンニョンジャン 大さじ1
お酢 大さじ1
にんにく 20〜30g(スライス)
かつお節 少々
梅干し 1〜2個(種を除きつぶして)

【作り方】

  1. きゅうりを洗って水気を拭き取り、へたを切って5cmくらいずつ間隔で切り、拍子木切りに。
  2. (1)をジッパー付き保存袋に入れてすべて順番おかまいなしに入れる。
  3. (2)をよく揉み、数分漬け込んだら完成。

梅干しやかつお節が苦手なら入れなくてもOKです。簡単韓国風なのでにんにくスライスはお忘れなく! 味が薄いなと感じたらヤンニョンジャンを足してもダシダで調えてもいいです。

ダシダとは韓国の牛肉粉末ダシです!

お酢が効いてさっぱり食べられます。ヤンニョンジャンにかつお節や梅干しも入れるので日韓合同おかずですね。

ヤンニョンジャンの過去の記事はこちら
スプーン1杯垂らすだけで料理が無敵になるヤンニョンジャン【レシピ付き】

作り置きしておくと毎日簡単に韓国風が楽しめます。万能だれなのでこれひとつでたくさんアレンジできます。時短にも最適アイテム! 有効活用してくださいね。

きゅうりの水キムチのレシピ

水キムチは知っていますか? こちらも簡単にできます。とてもおいしいのでぜひトライしてもらいたい一品です。

【材料】
きゅうり 3本
人参 1本
大根 1/6本
りんご 1/4個
米とぎ汁 500ml
☆梅シロップ 20ml
☆塩 30g
☆しょうが 20g(スライスとすったもの)
☆にんにく 20g(スライスとすったもの)
白炒りごま 少々

【作り方】

  1. 米とぎ汁は2〜3回目のものを500ml、鍋で沸騰させて冷ましておく。
  2. 冷めた(1)をジッパー付き保存袋に移し、細切りした野菜と☆をすべて入れて20回ほど揉む。
  3. (2)をお皿に盛り白ごまをかけたら完成。

漬けてから15分ほど、即席水キムチとしても楽しめますし、1〜2日発酵を待ってから楽しむのもOK! 自分好みの発酵日を探してくださいね。

きゅうりといえばヤンニョンジャン入り酢の物!

これ、とっても簡単で便利! 創味のだしの効いたまろやかなお酢。おすすめです。

わたしは簡単韓国風が得意なので酢の物のプラスαはヤンニョンジャン! キクラゲときゅうりの組み合わせにも。キクラゲのコリコリ感、きゅうりのシャキシャキ感のコラボが最高! もやしを足してもおいしいです。

ヤンニョンジャンにもお酢が入っていますが、ヤンニョンとお酢を1:1で混ぜることによりいろんな料理に使うことができます。

漬物やサラダにも

きゅうりは塩昆布とごま油も相性ばっちり!

しょうがやみょうがも加えると大人おつまみ。暑い夏の夜ビールが進みます。子どもたちには塩昆布の段階で取り置きしてあげると親子で楽しめます。

これからどんどん暑くなるので、しょうがやみょうが、にんにくと薬味を効かせパワーを温存するのも大事。BBQにも作って持っていくと箸休めにもなります。わたしはテニスの試合に持って行きます。熱中症対策にも役立つ一品!

チョレギサラダにも欠かせませんね。きゅうりの食感はたまらない。切り方ひとつで見栄えも変わり、食感もいろいろと楽しめる野菜です。

炙りまぐろや炙りかつおとのサラダもおしゃれ。ドレッシングはヤンニョンジャンにしょうがをたっぷり加えて。中は水菜、大根、ナッツ類にしましたが春雨やキャベツ、にんじんなどでもいいですね。

冷凍品を買って、冷蔵庫で朝に解凍。夜はデパ地下なみのサラダを楽しむ、その日の締めくくりがおしゃれだと気分良く寝られますよね。

そして、定番! 日本ではもろきゅう!

韓国風なのでサムジャンで! こちらもおつまみに最高! サムジャン(にんにく味噌)の記事はこちら
お肉が絶品に!韓国の万能味噌サムジャンの使い方【レシピ付き】

ポテトサラダにもきゅうりを! にんにくをちょこっとすったり、ダシダを使うと味が調いやすく簡単。子どもにも人気メニューです。決してきゅうりがメインではありませんが、料理は味、色味、食感が大事ですから。

ヤンニョンジャンやダシダで韓国風を取り入れてレパートリーを増やして、今日もぜひ笑顔で「おいしい」をシェアしてください。