農家の嫁が実践!夏に傷みやすい野菜のカンタン長持ち保存法
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暑い季節になると食中毒の心配はもちろんですが、なんといっても野菜が悪くなる(腐る・傷む)のがとても早い!
ニラ、ブロッコリー、ほうれん草、もやし…など「あまり保存がきかない」イメージの野菜も、この方法は使える!と、農家の嫁の筆者が実践している方法を、日持ちがしないイメージの野菜を中心にご紹介していきます。
知っていると便利!野菜の冷凍保存ワザ
食材の長期保存なら、やっぱり冷凍保存が便利です。あらかじめ使いやすいサイズにカットしたり、軽く下ゆでするなど、保存する前のひと手間はありますが、使う時はとても楽ちん! 調理が時短でできるのでおすすめです。
以下は、冷凍保存におすすめの野菜一覧。
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意外なものもあるかもしれませんが、基本的にいずれも「使いやすいサイズにカット」「重ならないように広げてジップロックへ」というポイントを押さえて冷凍すればOK。
また、他と異なる特筆すべきポイントは以下の通り。
生姜 すりおろして冷凍して使いたい分だけ割る
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すぐにフワフワとした白いモノやぬめりが出てきて使えなくなってしまう生姜。いろいろな保存方法を試してみた筆者ですが、一番リピートしているのがすりおろし+冷凍の保存技。
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ジップロックなどの冷凍保存袋へ汁ごと入れて凍らせたら、使いたい分だけ割って出します。冷奴などの薬味として、スープや炒めものなど火を通すものでも良い香りが立ちます。
ほうれん草・小松菜・ブロッコリー ゆで時間は短く!が鉄則
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ほうれん草・小松菜・ブロッコリーはゆでてから保存。カットして生のまま冷凍でもOKですが、ほうれん草など葉物は手に持っただけで葉の部分がしゅわしゅわーっと解凍されてしまいます。
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自然解凍をすると水が出てクタっとなってしまうため、冷凍野菜は冷凍庫から出したらそのままゆでるか炒めるなど、加熱調理で使用するのがおすすめ。
また、解凍されるとどうしてもやわらかくなってしまうので、ゆで時間は短く! が鉄則。ブロッコリーなら沸騰したお湯に15秒、ほうれん草などは5秒ほどでOK。さっとゆでたら鮮やかな色になります。
さまざまなやり方がありますが、ゆでた後、筆者は色止めのためにザっと水で粗熱を取り、好みのサイズにカット。かるく絞ってペーパータオルなどで水気を取り、ジッパー付き冷凍保存袋に重ならないように入れて冷凍庫へ。アルミホイルで包んだり、銀トレイなどにのせておくと冷凍時間も短縮できます。
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冷凍野菜は生のまま冷凍保存可能なものを含み、基本的に自然解凍はNGですが、生姜・ブロッコリーは自然解凍でもOKでした。
普通なら15秒ボイルでは火が通り切らないブロッコリーも、解凍後はポリポリと食べられるお漬物のような不思議な食感に。ブロッコリーは生のままの冷凍でも大丈夫ですが、どちらかというとボイルしたほうが自然解凍後は水分が出にくく、おいしく食べられました。
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ねぎ・大葉といった、余りがちな薬味は水分を取って、刻んでふんわりとジッパー付き冷凍保存袋に入れて。汁物や卵焼きの中にそのまま入れるなどで使えます。
いずれも生のまま使い切ってしまうのがシャキっとしていいですが、悪くして捨ててしまいそうなら、上手に冷凍庫を活用しましょう!
冷蔵庫で!野菜保存のポイント
個人的に「冷凍はおすすめしない野菜」の保存についてご紹介します。冷凍は向かないので、生でできるだけ良い状態で保存したい。そのおすすめな方法が、以下。
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もやし、ニラは冷蔵庫に入れていても、油断すると2~3日でシナシナまたは変色・酸っぱいニオイがするなど残念な状態になりがちな “足の早い” 野菜たち。
ニラ 水を溜めたタッパーに入れて保存
特にニラはデリケートで、3日間の実験で保存方法にかなりの違いが出ました。
・ 茎部分に水をあてても常温では腐り始める(以下写真左)
・ そのまま保存袋に入れて野菜室で保存(以下写真 真ん中)
・ かるく水洗いして新聞紙で包み、保存袋に入れて野菜室で立てて保存(以下写真右)
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そのまま保存袋に入れるのも悪くないですが、葉の先がしおれはじめたので、少し水を含んでおけば(あらかじめ洗っておけば)元気なままでしたし、すぐに料理に使えます。
また、使いたい長さにカットし、水を溜めた保存容器に入れて冷蔵庫で保存するのもおすすめです(日持ちは筆者の実験に基づくものです。時期や種類、室温などにより異なる場合があります)。
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サニーレタスは1枚1枚洗ってザっと水気を払ったら、ジップロックに入れて冷蔵庫へ。
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こちらもそのまま冷蔵庫に入れるとすぐシナシナになってしまいがちな野菜ですが、こうしておくとシャキっとしたまま3~4日は楽しめます。洗って保存しておけばすぐ使えるので、時短にもなるのでおすすめです。
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