元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は忙しいママにおすすめ! 簡単からあげ風の鶏肉下味冷凍レシピをご紹介します。からあげ、みんな大好きですよね! うちの子どもに「毎日食べたい!」と言われるくらいの人気おかずです。
でも、作るとなると忙しい時は鶏肉を切るのすら手間に感じるし、揚げ油の後片付けも疲れた体にはおっくうで…。そんな忙しい時におすすめなのが、解凍して焼くだけで作れる、「下味冷凍のからあげレシピ」です。

解凍して焼くだけで簡単からあげ風

からあげは人気のおかずなので、ひんぱんに食卓に登場させてあげたいものです。ただ、忙しい中でゼロから作ろうと思うと、鶏肉を切ったり揚げたり、油の処理などなかなか面倒ですよね。

でも、この下味冷凍レシピなら、下味を付けた状態で冷凍庫にストックしておけば、あとは「解凍→揚げ焼き」の2ステップで、いつでもすぐからあげが食べられます!

揚げ焼きなので、今回「からあげ風」とネーミングしていますが、見た目も味もからあげそのもので、とてもおすすめですよ。それでは、作り方です。

【材料】(2~3人分)
鶏もも肉 2枚
☆酒 大さじ2
☆しょうがすりおろし(チューブ可) 1片分
☆にんにくすりおろし(チューブ可) 1片分
☆しょうゆ 大さじ2
☆ごま油 小さじ1
☆片栗粉 大さじ3
サラダ油(揚げ焼き用) 大さじ3

【作り方】
1.鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。

2.冷凍対応の保存袋に(1)の鶏肉、☆の調味料を入れてよく揉み込む。平らにならして冷凍する。

<ポイント>
調味料は、酒→しょうが→にんにく→しょうゆ→ごま油→片栗粉の順で入れて、入れるたびによく揉み込んでください。最初にしょうゆを入れてしまうと、鶏肉が調味料をうまく吸わないので、しょうゆは後から追加します。

また、揉み込んでいるうちに袋が破れてしまうと大変なので、厚手の袋か、袋を二重にするのがおすすめですよ。

この下味状態で冷凍保存可能です。日持ちの目安は、冷凍室で約3週間です。「今日の夕食は、からあげにしよう!」と思ったら、朝のうちに袋を冷凍室から冷蔵室へ移して解凍しておくと、夕方帰宅したら焼くだけです。

冷凍せずにすぐ食べたいという時は、下味の状態で10分ほど置いてから揚げ焼きにします。それでは、手順に戻ります。

3.(冷凍した場合は解凍して)フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を揚げ焼きにする。

少ない油でも中まで火が通るように、十分解凍してから焼いてくださいね。あまり鶏肉に触らず、カリカリになるまで待ったら向きを変えて、お肉全体に火を通しましょう。

余った分はお弁当にもおすすめ!

下味冷凍のからあげは、お弁当にもぴったりです。冷凍効果で下味がよくしみ込んでいるので、冷めてから食べても味がしっかり付いていておいしいですよ。

解凍して焼くだけなので、朝、お弁当用に焼くのも手軽にできます。朝から揚げ物をするのはちょっとハードルが高いですが、揚げ焼きなら気持ちが楽ですよね。使う油の量も少ないので、後片付けが簡単なのも、忙しい時間帯には嬉しいポイントです!

この「下味冷凍のからあげレシピ」なら、人気のからあげ弁当がらくらく作れちゃいますよ。

お出かけ後の疲れた体でも、簡単に作れる!

休日は、家族で外出することもありますよね。遊びや買い物など楽しく過ごせても、そのあとに気になってしまうのが夕飯の献立です。「何を作ろうかな…疲れたな…」と悩んでしまう時には、この「下味冷凍のからあげレシピ」をぜひ思い出してください。

冷凍作り置きとして、下味状態の鶏肉を保存しておけば、ご飯作りがおっくうな時にも、ママを助けてくれます! お出かけ前に、下味冷凍を冷凍室から冷蔵室へ移して解凍しておけば、あとは帰宅後に揚げ焼きにするだけでメインが完成します。

お腹がすいた子どもは、待ったなしで「ご飯まだー?」と催促してきますよね。そんな子どもを前にしても、この下味冷凍があれば焦らなくて大丈夫です。

今回は、「下味冷凍のからあげレシピ」をご紹介しました。下味を付けて冷凍保存をしておけば、焼くだけですぐからあげが食べられます! 働くママのためのお助けレシピとして、ぜひお試しくださいね。