梅雨から夏にかけて雑菌が繁殖しやすい季節。毎年6月ごろから食中毒などのニュースも増えます。お弁当の食中毒予防として、手洗いをする、おかずはしっかり加熱して水気を切り、冷まして入れるなど基本を踏まえつつ特に気を付けたいポイントと便利なアイテムを紹介します。

食中毒予防の基本ポイントは「清潔」

まずはお弁当作りの前に手を洗うこと、調理器具やお弁当箱を清潔に洗ってしっかり乾燥させておくこと。調理中は食材を加熱すること、水気を切ること、よく冷ましてから詰めることが大切です。食べるまでの間、お弁当箱は涼しい場所に保管し、特に暑い時期は保冷剤などを用いましょう。

気を付けるポイントは農林水産省の特集ページにまとめられているので一度目を通しておくと安心です。

参考サイト:
農林水産省 さらば食中毒!お弁当づくりの知恵

「自然解凍OK」表示の冷凍食品が便利

「自然解凍可能」の表示がある冷凍食品が売っているのをご存じでしょうか? 朝、冷凍庫から取り出してそのままお弁当に入れれば3時間前後で解凍され、お昼ごはんの時間にちょうど食べごろの状態になる冷凍食品です。

電子レンジでチンしたり冷ましたりする時間が省けて時短になるのでとにかく便利。加えて夏はこのおかずが保冷剤代わりになります。

自然解凍OKの冷凍食品の種類はこの数年で急激に増えています。煮豆やお浸しなどの野菜おかずだけでなく、鶏つみれや肉団子などのお肉おかず、コロッケやからあげなどの揚げ物もそろっています。自然解凍OKのおかずを4種類ぐらい詰めるだけでもお弁当が出来上がります。

抗菌や保冷には100均アイテム!

我が家では一年中お弁当にワサビ抗菌シートとおしゃれなクラフト保冷バッグを愛用しています。ワサビシートはおかずの上にのせておくだけで雑菌の繁殖を和らげてくれます。クラフト保冷バッグは中が銀シートになっていて保冷剤を入れたお弁当が冷たく保たれます。

どちらも税込み108円なので汚れたり臭いがついたりしたら、ためらわずに買い換えて衛生的に保っています。デザインもおしゃれで男女を問わず使えますし、サイズもいろいろと発売されているのでジャータイプのものなども入れられます。

気を付けたいプチトマトのへた

お弁当の彩りに便利なプチトマト。我が家でもスキマ埋めによく使います。プチトマトをお弁当に入れるときは、必ずヘタを取ることがポイント。ヘタは水気が残りやすく雑菌が繁殖しやすい箇所なのです。

我が家ではプチトマトを買ってきたら最初に全部ヘタを取ってざっと洗い、水気を切って保存容器に入れて野菜室で保管しています。こうするとお弁当だけでなく夕食のサラダを作るときも冷蔵庫から出してすぐに使えて便利ですよ。

まとめ

お弁当づくりの食中毒予防に特に気を付けたいポイントをピックアップしてご紹介しました。梅雨の時期は、年に一度キッチンの衛生面を見直すいい機会だと思います。ご紹介した農林水産省のリンク先も確認しつつ、安心で楽しいお弁当生活を送りましょう♪