長野県は恒例の国内最大級観光イベント「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」を7~9月の3ヵ月間で開催する。これは長野県内の観光関係者や市町村、JR6社が一体となって信州をPRするもの。その直前PRイベント「信州プレミアムスイーツフェスタ」(6月10~11日開催)のメディア発表会が1日、フェスタが開催される東京都内の「銀座NAGANO」で行われた。

「信州プレミアムスイーツフェスタ」は、長野県内でのみ購入可能で、お取り寄せも行っていない、まさに“現地に行かなければ味わえない”スイーツを、2日間限定で都内で楽しめるイベントで、現地への誘致を目的としたもの。

開田高原アイスクリーム工房(木曽町)の「オリジナルソフトクリーム(バニラ)」や福田屋本店(下諏訪町)の「あべ川餅」、ちゃたまや(佐久市)の「だぶるしゅう」などを数量限定で販売するほか、いろいろなスイーツを楽しみたい人に向けて各日、ドリンク付きスペシャルセットも用意する(900円、予約制)。

なお、今回の発表会で用意されたのはCake Boutique PETERS(佐久市)「まるごと桃のジューシータルト」、南アルプス村パン屋(伊那市)「ミニクロワッサン」、花岡(東御市)「くるみ団子」。「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに掲げた今回のイベントは、県民と地域が一体となったおもてなしで観光客を迎える。信州DC初の夏開催ということもあり「山の信州」の魅力をアピールする。

発表会では、「圧倒的な自然と人々の暮らしが調和・共生する信州で「人生が変わる旅」を提案したいと熊谷晃長野県観光部長があいさつ。また、「美しすぎるタクシードライバー」として注目される、安曇野市出身、タクシードライバーでモデルの生田佳那も信州の魅力を大いにアピールし会場を盛り上げた。

左から熊谷晃長野県観光部長、生田佳那、小山浩一信州首都圏総合活動拠点所長

◇日本食糧新聞の2017年6月9日号の記事を転載しました。