イオンは国内PB(自主企画)商品では初という冷凍食品のミールキット「トップバリュ フローズン CooKit(クッキット)」を4月8日から全国約1600店で発売した。共働き世帯が増える中、時短と手づくりの両方のニーズに対応したほか、冷凍のため家庭内でストックできる利点がある。ラインアップは6品、価格帯は税抜き798円。初年度の販売目標は5億円、すでに販売のチルドタイプのミールキットを含めて10億円を目指す。

新商品のフローズンクッキットは中華系の炒め物料理や筑前煮など6品。具材がカットされ、下ごしらえ済み、調味液付き。電子レンジで具材を3分30秒(600W)間温めた後、水や油などを使わずにフライパンで炒めて調味液を加えるだけで、約10分で調理できる。レンジアップすることでバラつきなく一定の仕上がりにできる。

チルドタイプのミールキットは昨年3月から販売、35メニューを開発し店頭では定番の3品と季節品の7品の10品を約300店で扱っている。販売実績は2億5000万円という。

◇日本食糧新聞の2019年4月19日号の記事を転載しました。