ボンジョルノ!イタリア在住フードライターの鈴木奈保子です。今回は、あっさりとして食べやすくヘルシーな食材として子どもにも人気の鶏肉を使って、フライパンで焼くだけなのに簡単でおいしいレシピを3つご紹介します。ひとつはレモン風味、もう一つはローズマリー風味、あとはチーズとの重ね焼きです。
イタリアでも人気のさっぱりした胸肉を使っています。ヘルシーなうえに経済的で、火のとおりも早い時短料理といいことづくめです。困ったときのお助けメニューとしても大活躍な簡単レシピ!

イタリアで人気の鶏肉の簡単レシピはモモ肉ではなくムネ肉!

今日の献立は何にしようか迷ってしまう経験は誰にでもあるはず。そんな時、いつもと少し趣向を変えてイタリア風の鶏肉のお料理はいかがでしょうか?

日本では鶏の胸肉はぱさぱさしていると言われ、もも肉のほうが好まれる傾向にありますが、イタリアでは鶏の胸肉のほうがヘルシーだと人気があるので、値段もモモ肉より高いです。

しかも胸肉はモモ肉よりも火の通りが早いので、調理が簡単なんです。ちょっとした工夫でおいしくなる胸肉の簡単レシピを3種類ご紹介します。

鶏の胸肉のハムとチーズ焼き

【材料】4人分
鶏の胸肉 4枚(約400g)
溶けるチーズ(モッツァレッラチーズなど) 100g
ハム 40g
白ワイン 50ml
オリーブオイル 大さじ2
塩、こしょう

【作り方】
1.鶏の胸肉に塩、こしょうをする。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し鶏肉を入れて、強火で片面を焼く。白ワインをかけ、アルコール分を飛ばす。
3.鶏肉の焼き色の面を上になるようにひっくり返す。ハムとチーズを上にのせて、ふたをして中火でチーズがとけるまで焼いて、中にも火が通ったら出来上がり。

15分もあればできる簡単レシピなのに、まるでごちそうのよう。チーズがとり肉をしっとりジューシーにしてくれます。

鶏の胸肉のレモン焼き

【材料】4人分
鶏の胸肉 4枚(約500g)
レモン汁 1/2個分
白ワイン 50ml
小麦粉 少々
オリーブオイル 大さじ2
塩、こしょう
飾り用レモンスライス 適量

【作り方】
1.鶏の胸肉を一口大に切って塩、こしょうをする。小麦粉もまぶし、余分な粉ははたいておく。

2.フライパンにオリーブオイルを熱し、重ならないように鶏肉を並べ、中火で両面をしっかり焼く。
3.肉が 焼けたら、一度お皿に取り出す。
4.鶏肉を焼いたフライパンにレモン汁と白ワインを入れて少し煮詰める。鶏肉をもう一度フライパンに入れて、レモン汁に絡ませる。
5.お皿にレモンの輪切りと一緒に並べていただきます。

レモンの風味がさわやかな一品。鶏肉は大きいまま焼いて、取り出してから一口大に切ってもよいですが、熱いと切りにくいので、先に小さく切ったほうが火の通りもよいので簡単です。

鶏の胸肉の超シンプルなソテー

【材料】4人分
鶏の胸肉 4枚(約600g)
にんにく 1かけ
ローズマリー 1枝
白ワイン 50ml
小麦粉 少々
オリーブオイル 大さじ4
塩、こしょう

【作り方】
1.鶏の胸肉に塩、こしょうをする。小麦粉もまぶし、余分な粉ははたいておく。
2.フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、半分に切ったにんにくとローズマリーを入れて、香りを出す。
3.鶏肉も入れて両面を中火で焼き、白ワインを加えアルコール分を飛ばす。
4.中まで火が通ったら出来上がり。

小麦粉を表面にまぶして焼いているので、フライパンで焼いただけなのにしっとりジューシーな仕上がりです。シンプルだけど、ローズマリーとニンニクの香りがまさにイタリア料理です。

ちょっとしたコツでもっとおいしくなる!

フライパンで焼くだけの簡単なイタリア風鶏肉料理ですが、香りのよいエキストラヴァージンオリーブオイルを使ってください。特に繊細な味わいの鶏の胸肉には、香りの優しいタイプを選ぶと、お料理がさらに引き立ちます。

パサパサしていると思われがちな鶏の胸肉も、簡単レシピなのにローズマリーを一枝加えたり、レモンの風味を加えたり、小麦粉をはたく、たったそれだけでおいしくなります。

さっぱりと癖がないので、子どもにも喜ばれることうけあいです。本当に簡単で15分もあれば誰にでも作れる料理です。ぜひチャレンジしてみてください。