こんにちは、元祖農業ガール藤野いち子です。今回は、丸ごとフライパンで焼くだけ、大人気の鶏肉簡単レシピを紹介したいと思います!
わが家の男子たちは、ご飯のおかずに肉がないと満足してくれません。でも毎回となると、さすがにツライです。お財布がピンチのときには、リーズナブルな鶏肉で許してもらうことにしましょう。鶏肉はかたまりが大きいですし、調理しにくいなぁ~と感じることって皆さんもありますよね。

甘辛くて最高!鶏肉照り焼きチキン

藤野は、甘辛く焼いた鶏肉の照り焼きチキンが大好きです。実を言えば、いつも食べているのは生協で購入した冷凍食品のもの。手作りはハードルが高いと思い込んでいましたが、鶏肉をフライパンで焼いて味付けするだけの簡単レシピですし、自分で作ればすごくおいしいんですよね。

【材料】(1枚分)
鶏モモ肉 1枚(約300g)
醤油・みりん・酒 各大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1

【作り方】
1.鶏肉は、できるだけ脂肪部分は取り除き、スジをとり、皮の上からフォークで数ヵ所刺しておく。

刺しておくと火が通りやすくなります。

2.熱したフライパン(中火)で皮から焼く。油はこまめにふき取る。3~4分焼いたら裏返して焼く。

このくらいの焼き色がいい感じです。

3.醤油・みりん・酒・砂糖をあわせて(2)の上から流し込む。じっくり焼いて煮詰める。

煮汁はなるべく上面にもかかるようにしてくださいね。

15分程度でおいしそうにできました! 食べた息子の感想も上々です。お弁当に入れてもいいですよね。

チーズとろける!鶏肉のさっぱり塩レモン焼き

「照り焼きチキンもいいけど、甘いのがちょっと」というわが家の夫。まったく、何を作っても必ずグチをいうので“グチロー”と呼んでいます。余談ですが夫の友人からはグッチャと呼ばれているようです(笑)。

さて、グチローがリクエストするので甘くないチキンソテーを作りましょう。ヘルシーを意識して鶏肉のムネ肉を使用。こちらも焼くだけの簡単レシピです。とろけるチーズをのせて、さらにおいしくしました。

【材料】(1枚分)
鶏ムネ肉 1枚(約300g)
塩・粗びきこしょう・レモンの搾り汁 適量
とろけるチーズ お好みの量

【作り方】
1.鶏肉はスジをとり、厚い部分を観音開きにして広げ、均等な厚さになるよう調整しておく。

ムネ肉の観音開きは慣れてしまえば簡単です。

2.鶏肉の両面に、塩・粗びきこしょう・レモンの搾り汁をふりかける。

レモンのいい香り。ワクワクしてきます。

3.熱したフライパン(中火)に油を引き、皮目から焼く。ふたをして蒸し焼きにして、3~4分焼いたら裏返す。

ムネ肉は焼き色が何となく白っぽいです。きちんと火が通っているか心配な場合は竹串を刺してみて。

4.両面焼けたら取り出し、6~7等分にカットし、とろけるチーズをのせトースターでチーズが溶けるまで焼く。

トースターがない場合は、電子レンジでもOK。鶏肉に赤い部分が残っていないかよく見てくださいね。

完成です! フライパンに残った肉汁をさらに上にかけておいしさアップ! レモンの風味がきいてさっぱりしていますよ。鶏モモ肉でもおいしく作れそうですが、健康やダイエットを気にされる方はムネ肉がいいですね。

味わい深い!鶏肉の味噌ソテー

さて、2つの定番鶏肉ソテーの簡単レシピを紹介しましたが、別の味もほしい! という方にとびっきりおいしいレシピをご紹介します。

香ばしい味噌の香りが部屋中に広がって、晩ご飯が待ちどおしくなりますよ。ただし、仕込みが必要なので時間に余裕があるときに準備してくださいね。

【材料】(1枚分)
鶏モモ肉 1枚(約300g)
味噌 大さじ2
プレーンヨーグルト 大さじ3
みりん 大さじ1

【作り方】
1.鶏肉はできるだけ脂肪部分は取り除き、スジをとり、皮の上からフォークで数ヵ所刺しておく。

2.味噌・ヨーグルト・みりんを合わせ、(1)の鶏肉と一緒にポリ袋に入れてよくもみ込む。冷蔵庫で半日おく。

3.漬けだれを落とし、グリルに入れて弱火~中火で約10分焼く。途中焦げていないか見て火力を調整する。

焦げやすいので気を使います。なるべく弱火でじっくり焼くのがよさそうです。

4.竹串を刺してスッと通ったら完成です。

味も風味もよくてわが家でも大人気でした。フライパンやグリルで焼くだけの簡単レシピなので、ぜひ皆さんもお試しくださいね!