そのままでもおいしいインスタントラーメンですが、野菜や卵など、お好みの具材でトッピングすると、またひと味違うおいしさです。ゆでる、炒めるなどした野菜をのせれば、生野菜よりも食べやすく、たくさん食べることが可能になります。どんな食品でも「それだけ」を食べていれば栄養は偏ります。

まだゆでるだけ、お湯を注ぐだけ?!

即席めんにオリジナルのトッピング♪

インスタントラーメンを災害時の非常食として家庭に備えている方も多いと思います。賞味期限が近づいてきたら、入れ替え=消費しなくてはなりません。そんな時!いつもと違った食べ方をしてはいかがでしょうか。

[参考]ローリングストック法:非常食を日常的に消費することによって新しい非常食を補充していく方法です。(出典:一般財団法人日本即席食品工業協会)

ラーメンの9品目サラダ

災害時の非常食としても活躍する即席めん。いつもと違ったレシピで、備蓄を消費してみよう!

【材料】(4人分)
即席めん(塩味)・・・・1袋
湯・・・・・・・・・・・適量
オリーブ油・・・・・・・・少々
A にんじん・れんこん・・・各50g
さやいんげん・・・・・・4本
赤・黄ピーマン・・・・・各30g
ミニトマト・・・・・・・4個
かいわれ大根・・1パック(40g)
ベビーリーフ・・・・・・50g
ゆで卵・・・・・・・・・2個
ミックスビーンズ水煮・・50g

<ドレッシング>
添付のスープ・・・・・・1袋
湯・・・大さじ3
B 酢・・大さじ1、砂糖・・小さじ1
B オリーブ油・・大さじ1~

【作り方】

  1. Aは一口大の薄切りにして茹でる。さやいんげんはゆでて1cmの長さに切る。
  2. ピーマンは5mm幅に切る。ミニトマトは半分に切り、かいわれ大根は根を切って、半分に切る。ゆで卵は1cmの角切りにする。
  3. 麺は表示通りに茹で、水気をきって食べやすい長さに切りオリーブ油をまぶし器に盛る。
  4. スープを湯で溶き、Bを合わせ、ドレッシングを作る。
  5. (3)にベビーリーフ、(1)、(2)、ミックスビーンズを彩りよく盛り、(4)をかける。

食品の表示をご覧になりますか?わかりやすく記載されています

インスタントラーメンは、めん・やくみとスープで分かれて書かれているので、わかりやすい表示ですよね。塩分量が気になる場合は、飲むスープの量を控えめにします。

この表示は、消費者が安全で身体によい食品をわかりやすく選べるように食品の安全性や機能性に関する表示について定めた「食品表示法」により決められています。

なお、食塩相当量(塩分量)は〔ナトリウム量×2.54=塩分量〕で求められます。

<製品に書かれている栄養成分表の例>
標準栄養成分表 1食(103g)当たり
エネルギー:371kcal
たん白質:9.4g
脂質:7.0g
炭水化物:67.6g
ナトリウム:2.4g(めん・やくみ:0.9g、スープ:1.5g)

すべて即席めんを使用しています!

インスタントラーメンに関する正しい知識を知ろう

インスタントラーメンに使われている添加物は食品衛生法によって安全性が確認されているものです。さらにJASマークのついた製品に使用できる食品添加物は登録機関が指定したものに限定されています。

インスタントラーメンは手軽でおいしいけど、油や添加物など、健康面で心配という方が意外と多いようです。でも、これらの心配は大部分が誤解のようです。インスタントラーメンに関する正しい知識で、上手にインスタントラーメンをご活用ください。

自分の健康は、自分で守る!ということで、正しい知識を得るためには、個人個人の努力も必要不可欠であると思います。料理講習会やセミナー等に参加して正しい知識を身につけましょう。

インスタントラーメンについて、もっと詳しく知りたい方は、一般社団法人日本即席食品工業協会ホームページへ

料理講習会やセミナー等に参加してみたい方は、一般社団法人栄養改善普及会ホームページからお問い合わせください。