モンテールは「牛乳と卵のシュークリーム」発売20周年を記念して、「スイーツ、シュークリームに関する意識調査」を実施し、このほど結果を公表した。全体の約3割が最も好きなスイーツを「シュークリーム」と回答。20代男性の約半数や40代男性では約4割が「シュークリーム」と回答し女性を上回る結果となった。また、シュークリームを食べる頻度が月1回以上なのは、全体の約半数以上(54.7%)に上り、中でも20代男性は約7割(68.3%)という実態が浮き彫りになった。

シュークリームは、「購入頻度が高いスイーツ」「最も好きなスイーツ」「もらって嬉しいスイーツ」「誰かにあげたいスイーツ」の全てで1位を獲得し、スイーツの中で、親しみやすく人気のあるスイーツであることが明らかになった。さらに、シュークリームの購入頻度と最も好きなスイーツにシュークリームを選ぶ人は、全ての年代において男性が女性を上回る結果となった。

男性がシュークリームを好む理由について、スイーツジャーナリストの平岩理緒氏は「スイーツの購買行動で男性は、子どものころのおやつをほうふつとさせるような品を好むといわれています。その中でも絶対的な人気を誇るのがシュークリームで、よく男性は目的脳で女性は共感脳と例えられ、女性は直観的に選び、新しいものを試した感想を周囲と共有したがるといわれる。一方、男性は新しいものに手を出すという冒険を控え自分の好みであり、安心のできる定番アイテムをリピートする傾向が見られる。また、若い男性には、手頃な価格帯や1個で満足できる食べ応えや手軽さも支持されている」と分析する。

なお、同社では「牛乳と卵のシュークリーム」の発売20周年を記念し、シュークリームに特化した情報サイト・モンテール「シュークリームNavi」をシュークリームの日である5月19日にオープンした。

◇日本食糧新聞の2017年5月29日号の記事を転載しました。