こんにちは、ベジフルボディデザイナーmoccoです。センター試験を皮切りに中・高・大学受験がスタートしました。受験生の健康管理をサポートするお母さん! 受験日に持たせるお弁当を“なんにしよう~”と悩んでいませんか? 受験弁当の“基本”は日ごろと変わらない食事です。
毎日食べているご飯と受験にふさわしい具でにぎる「縁おむすび」弁当をおススメします。今回は「縁おむすび」にふさわしい具を3つご紹介します。

おウチで簡単手作り“鮭フレーク”の作り方

前回の記事はこちら
受験当日の朝食にオススメ!合格餅入りぜんざい

おむすびの具の中で、子どもも大人も大好きなのが鮭フレーク! 人気の鮭フレークがおウチで簡単に手作りできると嬉しいですよね。塩麴を使うと家で簡単にできちゃいます。発酵麹で漬けた鮭は日持ちするので常備食として作り置きしておくと便利です。

[材料]
鮭切り身 2切れ
塩麴 大さじ1

[作り方]
1.ポリ袋に鮭と塩麴を入れて軽く揉んで漬けておく(冷蔵保存)。
浅く漬ける場合は1時間後から調理可能、しっかり漬ける場合は一日置いてから調理してください。

2.フライパンに油を引いて両面を焼く。

3.鮭の中まで火が通ったらほぐしていく。

小骨はしっかり取ってください。

塩麴で味付けしているので1週間は冷蔵保存可能です。

縁おむすびの具【鮭・梅干し・塩昆布】

受験当日は、本人の体調や受験する教室でひとり黙々と食べること、午前の試験の結果を引きずらないメンタルリセットなどを考えてシンプルな「おむすび」がおススメです。黙々とモグモグとそしゃくする「おむすび」は頭と心をリセットする効果があります。

シンプルな「おむすび」を食べる楽しみは、なんといっても『具』ですよね。今回は、楽しむだけじゃない! 合格祈願にふさわしい具を3つセレクトしました。

<梅干し>
風邪や腹痛を予防し、心身の疲労によって低下する免疫力アップ効果に期待!

<塩昆布>
“喜ぶ”縁起物です。昆布のうま味(グルタミン酸)はおいしくそしゃくして唾液があふれてくるので、緊張した胃の働きが活発になります。フコイダンやラミナリン成分は心身をリラックスさせて免疫力アップする効果に期待!

<鮭>
出世魚と言われる縁起魚です。鮭に含まれるアスタキサンチンは肉体と精神両面の疲労を助ける効果が期待できます。試験中の頭の回転力アップ、集中力アップ、イライラを低減させてミスを予防する効果に期待!

特に力を入れたい本命受験日には“願掛けご飯”を炊いて志望校と縁を結ぶ「縁おむすび」を握りましょう。

[材料]おむすび3個分
米 1~2合(子どもの食事量に合わせてください)
水 米の約1.5倍
自然塩 ひとつまみ

[作り方]
1.(受験前日)米を洗い浸水する時にお天道様にあてる(米に水分と自然のパワーが浸透していきます)。曇りでも可。

2.強火で炊き出し沸騰したら約10分間弱火で炊く。

炊きたてご飯の上手な握り方

炊きたてご飯は茶碗に盛ってから握ると炊きたてでも握れます。

ご飯の真ん中に深めに穴を開けます。用意しておいた具を入れます。

お好みで海苔を巻いたりやゴマ塩で握ってください。

おいしいゴマ塩:フライパンで煎って自然塩を足して擦ると風味が増し食欲も増します。

梅干しの種は取って入れます。

「縁おむすび」の包みはアルミ箔がおススメ

朝の炊きたてご飯で作ったおむすびを、実際にお昼に食べてみたことがありますか? 温かいうちにラップで包んだおむすびは表面が露を含んでご飯と海苔がベチョッとなっていることがあります。アルミ箔でゆるく包んだおむすびは余熱で蒸されてお昼には程よい食感になっています。

冷めてもおいしい「縁おむすび」のコツは、ひとつまみ多めの自然塩で優しく握ることです。

受験は本人の頑張りはもちろんですが、家族の協力があってこそ。特に本番間近になると親の応援は強力な心の支えです。中学受験など受験校まで付き添う場合は、ご自身の用意も含め、早起きして朝ごはんを用意しながらお弁当も用意してください。幾重にも大変ですが、これまで共に頑張ってきた我が子の受験サポートの集大成です。

合格を祈願しながら握った「縁おむすび」を、本番に挑む我が子に託してください。