ベジフルボディデザイナーmoccoです。一年で最も寒い時期に受験シーズン到来です。受験生をサポートしてきたお母さんは、厳しい寒さの中で本番を迎える子どもの心と体のケアをすることに集中していると思います。
受験当日の朝ごはん!迷っていませんか? 寒くて緊張した朝に簡単に力をつけ、腹持ちが良く心がリラックスできる「合格餅入りぜんざい」がオススメです。今回は、おいしいぜんざいの作り方と「簡単!ふっくら合格餅」を焼くコツをご紹介します。

おいしいぜんざいの決め手は“一つまみの自然塩”

受験生のお母さん、本番が近づいてくると否応なく家庭内の緊張が高まってきますが、サポートする準備は万端ですか?

受験当日に緊張した子どもを和ませるメニューってなに…? と、迷いますよね。頭が冴え、お昼までパワーを持続させる「ぜんざい」はいかがですか。受験当日の朝、食卓の優しい「ぜんざい」の香りで“ホッ”としますよ。甘くて温かいお汁をすすって“ホッ”と一呼吸つくと、全身の血行が良くなり肩の力が抜けて“がんばる”パワー全開です。

ぜんざいの作り方

[材料]
・小豆 500g
・水 2L(初めに1L、足して500ml~1L)
・砂糖 200g
・自然塩 10g

[作り方]
1.土鍋に小豆を入れ軽く洗ってから水1Lで浸水する。(半日から1日窓際に置く)*自然光のパワー注入。

2.強火で沸騰したら弱火で1時間煮る。*途中で数回灰汁をすくう。

3.小豆が柔らかくなり表面が見えてきたら、お好みで水を加えて弱火で30分~1時間煮る。

4.砂糖を150g~加えて“うまい!”と思うところでSTOP! おいしさの目安は「水っぽい甘さ→甘い」に変わる自分の直感です。

5.自然塩を2/3加えて味見する。味がぼやけていたら残りの自然塩を入れる。

★おいしいぜんざいの決め手は、最後の仕上げに一つまみの自然塩を足すことです!

簡単!ふっくら合格餅を焼くコツ(丸餅編、角餅編)

年末から市場でよく見かける縁起餅に丸餅と角餅があります。主に西日本は丸餅、東日本は角餅と関ヶ原あたりから東西に分かれているようです。

お家でお餅を焼く時はオーブントースターやストーブの上で焼いていますか? 底に引いたアルミ箔や網にお餅がくっついたり焼き過ぎて焦げちゃった…なんて経験ありませんか? 今回は、フライパンで簡単にふっくら「合格餅」を焼くコツをご紹介します。

丸餅は、努力が報われ丸く円満に収まる合格縁起餅です。刃を入れず丸ごと焼いてください。

角餅は、食べやすい一口サイズ(小6個)にカットして5個いただきます。5個の角餅は合格(五角)をいただく縁起餅です。

円満になる丸餅

丸餅は縁起を担いでカットしません。

1.温めたフライパンに丸餅をおいて蓋をして弱火で約10分間焼く。

べたつかず自然なふくらみでほんのり香ばしく焼き上がります。

5個で合格角餅

1.角餅を六等分する。(撮影のため片手でカットしています。実際は、両手でしっかりと包丁を抑えてカットしてください)

2.熱したフライパンに蓋をして弱火で約5分間焼く。

残った1個はサポートするお母さんのパワーにしてください。

前夜のうちにフライパンにお餅をのせておくと、朝から火を付けるだけなので時短です。

受験当日の朝食に「合格餅入りぜんざいを」オススメするワケ

受験当日の朝食に「合格餅入りぜんざい」をおススメする理由は2つあります。

「小豆」は、栄養の宝庫で成長期の子どもと女性に必要な栄養素が豊富に含まれています。

〔小豆の優れた栄養成分〕
・良質たんぱく質
・食物繊維
・ビタミンB群
・ポリフェノール
・サポニン
・亜鉛
・カリウム
・鉄分
・カルシウム

「お餅」は、食欲がない時でも食べやすくて少量でエネルギーになります。ぜんざいと一緒に食べると、受験生とサポートするお母さんの緊張をほぐしてがんばる元気がみなぎるパワーフードとなります。

ぜんざいは、週末に作り置きしておくと便利です。(冷蔵庫で1週間保存可)

できれば小豆から手作りしたいけど…時間がない! そんな時は、あずきの缶詰やパックをお湯で溶かして「即席ぜんざい」を作りましょう。おいしいぜんざいに一つまみの自然塩を足して味を調えるだけでお母さんの愛情が入った「ぜんざい」ができます。

さらに、きな粉を添えると「ぜんざい」に入っている合格餅を付けてきな粉パワーがプラス!

受験生とサポートするお母さん、「合格餅入りぜんざい」を食べて最後までがんばってください!