北海道の厳しい寒さの中で作られた酒かすを使った「なまどら焼き」
もりもとは、2012年に発売し好評の「なまどら焼き」に、北海道の厳しい寒さの中で作られた酒かすを使った「なまどら焼き 酒粕」(写真)をアイテム追加し、19日から販売した。また、「なまどら焼き」全種類のパッケージを刷新し、新しい「なまどら焼き」として展開する。
抹茶、珈琲、紅茶などこだわりぬいた味わいの生クリームを使った「ストロング系なまどら」として今回〈酒粕〉を発売した。日本酒を製造する際に発酵したもろみを搾って作られる酒かすを使用した。
これまで、季節限定販売の「酒まんじゅう」でもコラボレーションし、好評の北限の酒蔵「国稀酒造」の酒かすを使用。支笏の伏流水で炊き上げた北海道産アズキを、酒かす入りクリームとふんわり軽い食感で通常のどら焼きよりも香ばしく焼き上げた「なまどら焼き」専用の皮ではさんだ。1個、190円(税込み)。
また、今年で5周年となる「なまどら焼き」は、全種類のパッケージを刷新し、さらに訴求する。豆選び、あん作りからこだわる「どら焼き」を多く展開する同社の中でも、要冷蔵商品の「なまどら焼き」は、生菓子に近い、新たなどら焼きの一つとして誕生。和と洋のミックスである「なまどら焼き」はインバウンドとしても注目されつつある。
今回のパッケージ刷新では、より「和」のイメージの強い柄と、中のどら焼きの皮の焦げの香ばしさも伝わるように、半透明のデザインを採用した。「なまどらやき」「同紅茶」「同珈琲」「同抹茶」「同酒粕」の5品で展開。
◇日本食糧新聞の2017年5月29日号の記事を転載しました。
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