食卓を彩るエディブルフラワーの素敵な食べ方まとめ
「鮮やかな色合いでインスタ映えする」「華やかなうえ、栄養価や美容効果も期待できる」と、オシャレなSNS投稿や食卓を彩るアイテムとして人気急上昇の食べられる花「エディブルフラワー」。一般社団法人日本ホームパーティー協会と一般社団法人日本ピクニックパーティー協会がホームパーティーに関心のある18歳以上の男女を対象に行った共同アンケートでは、「食べる花『エディブルフラワー』を楽しんだことはありますか」との問いに59.5%が「食べたことがある」、16.7%が「よくある」と答えています。ホムパ好きでなくとも、エディブルフラワーに興味がある人は多そうですよね。たべぷろ編集部がエディブルフラワーを食べられるお店や素敵な活用法などをご紹介していきます!
食べ歩き必至?花と緑がテーマの横浜開催食イベント
エディブルフラワーは、観賞用の花と異なり、野菜のように食べる目的で育てられています。鮮やかな色合いで料理を華やかに演出するだけでなく、食物繊維やビタミンなどが豊富に含まれ、美容効果が期待できるとされています。
まずは、エディブルフラワーを気軽に食べてみたいという人向けに、いくつかレストランをご紹介しましょう。
6月4日まで「全国都市緑化よこはまフェア」を開催中の横浜市内では、期間中にグルメイベント「花×横浜×食。 花味絵図」が行われています。都市緑化がテーマのフェアを盛り上げるグルメイベントだけに、“花や緑”を添えた特別メニューが目玉。
五つ星高級ホテルの有名シェフをはじめ会場付近の外食店61店舗(和食4店舗、洋食34店舗、中華7店舗、スイーツ7店舗)が参加し、エディブルフラワーや開港時の横浜に根付いた西洋野菜「横濱開港菜」を使用した料理が提供されるそうですよ。
サイト内には、エディブルフラワーを使った華やかメニューの画像がたくさん掲載されていて、まるでお花畑のよう。これは、いろいろなお店を食べ歩きしてみたくなります。
美容と健康をテーマにセレクトできる薬膳料理
ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区)の「中国料理 陽明殿」では、女性の永遠のテーマ「美容」と「健康」に向き合いつつ、盛り付けには春の息吹を感じられるエディブルフラワーを取り入れた春のレディースランチ「楊貴妃ランチ」(1人3600円、男性4000円)を提供中です(6月30日まで、11時30分~15時(L.O.14時30分))。
薬膳料理研究家・谷口ももよ氏監修の下、メイン料理に春から初夏にかけて女性が悩みがちな「気のめぐり」「代謝」「むくみ」に効果があるとされる食材を取り入れています。お悩みに応じてメイン料理をセレクトできて、それぞれがエディブルフラワーで彩られています。
中でも、環境の変化によるストレスなどを感じている人向けの「気のめぐりを良くする」料理、「帆立貝とアオリイカの菊の花入りオレンジソース炒め」には、イライラを解消する効果が期待できる菊花が使われているそうですよ。
カリスマ美容師プロデュース!代官山のサラダボウル専門店にも
おしゃれスポット・代官山にも、エディブルフラワーが食べられるお店がありました! 全国美容師ランキング1位の経歴を持ち、タレントやモデル、歌手のヘアスタイル、メイクも担当するカリスマ美容師・田宮一誠さんプロデュースのもと、4月にオープンしたサラダボウル専門店「Sweet Garden」(東京都渋谷区)です。
ロメインレタス、ケール、ほうれん草をベースに、30種類以上のトッピングを組み合わせたサラダボウルは8種類。このうち「スイートガーデン」(1350円)には、美容・美肌効果が期待できるエディブルフラワーがふんだんに使用されています。ブロッコリーの緑、トマトの赤にエディブルフラワーの黄色が効いていて、インスタ映えすること間違いなしですね。
スイーツビュッフェに咲き誇る、ゼリーに閉じ込められたバラたち!
リーガロイヤルホテル(大阪市北区)の「アネックス リモネ」(アネックス7階)では、5月27日から6月25日までの土日限定で、バラをはじめ美しい花々に囲まれて食事が楽しめる「フローラルスイーツビュッフェ」が開催されます。
「スイーツ」で要チェックなのが、「スパークリングワインゼリーに閉じ込められたバラ」でしょう。ゼリーの中に、なんとバラ一輪がそのまま入っているんですよ。咲き誇る花の美しさはそのままに、時を止めてしまったかのようなバラ入りゼリー、これはぜひとも食べてみたい! そしてSNSでちょっと自慢したい!
「軽食」では、「カプレーゼ&徳島県契約農家のサラダ エディブルフラワーソルトを添えて」などもあります。会場に飾り付けられた美しい花を目で愛でつつ、胃袋でも花を堪能できるなんて素敵ですよね。2部制(1部13:00~15:00、2部17:00~19:00、ともに120分制)で、大人3800円、小学生2500円(税・サ込み)。6月10日、17日は2部のみ開催ですのでご注意を。
チョコドームの横で鮮やかさを増すエディブルフラワー
続いても関西から。「MARUFUJI CAFE 天王寺北口店」(大阪市天王寺区)が販売している「宇治抹茶のアフォガード(チョコドームにつつまれて…)」(税抜900円)は、バニラアイス、抹茶アイス、ミックスあんが入ったキュートなチョコドームが、エディブルフラワーと金粉でゴージャスに飾り付けられた一品です。
上から濃いめの熱い抹茶ソースを掛けて食べるそうですが、チョコの茶色と濃緑色の抹茶ソースという抑え目の色調がエディブルフラワーの華やかさをより際立たせてくれそうです。こちらは数量限定メニューですので、お早めに。
プレゼントにオススメ? なエディブルフラワーキャンディ
お取り寄せ可能なスイーツもご紹介しましょう。ギフト&パーティー菓子販売サイト「おうさまのおやつ」では、「エディブルフラワーキャンディ」(290円)を販売しています。乾燥させたカラフルなエディブルフラワーが、レモン味のロリポップキャンディーに閉じ込められているんですよ。
きれいにラッピングされ、小さな花束みたいにオシャレな外観なので、プレゼントに贈ると喜ばれそうです。これはキャンディーに使用する花は季節ごとに変化するそうで、5月26日時点では通年販売予定のバーベナのほか、ビオラ(薄紫、青)があります。
持ち寄りパーティーで注目の的? お手製スイーツ派の参考書
「エディブルフラワーを使ったスイーツにチャレンジしてみたい」という方の参考になりそうなのが、誠文堂新光社から3月10日に刊行された「FLOWER SWEETS エディブルフラワーでつくるロマンチックな大人スイーツ」(袴田尚弥著・B5変、96ページ・税別1400円)です。
バラ、パンジー、ビオラ、スナップドラゴン、ナデシコなどエディブルフラワーを使った、ゼリーやキャンディー、パンナコッタ、タルトなどスイーツ44品のレシピが掲載されています。
持ち寄りパーティーのとき、こんな素敵なスイーツ持参で登場したら、注目を集めること間違いなしですよね。ギフトラッピングのアイデア、エディブルフラワーの花図鑑も収録されているので、いろいろな使い方ができそうです。
たべぷろでもエディブルフラワーに注目!
エディブルフラワーを使った商品としては、以前「たべぷろ」で取り上げた「Sushi Avenue K’s」(東京都新宿区)の巻き寿司「フラワーロール(シュリンプサラダ)」「フラワーロール(サーモンサラダ)」「フラワーロール(鮪アボカド)」(各432円)などもあります。
食べるのがもったいない…オシャレな盛りつけの参考になる「プロのお弁当」10選
「たべぷろ」ライターでもあるBIO料理研究家・倉岡生夏さんの記事「ローズは女性の美肌の味方、食事に取り入れてみたらノーファンデに!」では、「エディブルフラワーといわれる食用の花の中でも、バナナの10倍と言われるほど、食物繊維が多いのです。」という食用ローズの調理法が紹介されています。
同じく倉岡さんの記事「美肌を追求する料理研究家が実践、エディブルフラワーのおしゃれな食べ方」では、トッピングのコツなども紹介されています。参考にしてみてくださいね。
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