広島や大阪など西日本のご当地グルメとしても人気の「お好み焼き」。お店で食べるのももちろんいいけれど、ホットプレートで簡単におうちでも焼けちゃいます。いろんな具材と合うから、冷蔵庫の中の整理(大掃除)にもひと役買ってくれます。今回は2種類の作り方をご紹介!

大阪風の「混ぜ焼き」は何でも入れやすい!

<材料>2枚分
お好み焼き粉 1カップ
水 4分の3カップ(150cc)※お好み焼き粉メーカーにより異なる場合あり
たまご 2個
ソースやマヨネーズ、鰹節、あおさ お好みで

【好きな野菜・肉などを入れて】基本は以下
キャベツ 5~6枚
豚バラ肉 3~4枚
ちくわ 1本
乾燥さくらえび ひとつまみ
てんかす お好みで

今回は筆者の冷蔵庫の残り物としてパプリカ、プチトマト、にんじん、こんにゃく、れんこん、魚肉ソーセージ、もやしを入れました。

このほか、しょうが、すりおろし山芋、豆腐、とろろ昆布、お餅、カマボコ、玉ねぎ、とうもろこし、ニラ、オクラ、しいたけ、しめじ、キムチ、納豆、漬物、めんたいこ、イカ、シラス、牛すじ煮込み、ウインナー、チーズ…などいろいろ混ぜてOK。使いかけの余り野菜などがいっぺんに整理できます。

<作り方>

1. 生地をつくる。お好み焼き粉と水をボウルに混ぜ、カットした具材を投入。みじん切りや小さめ賽の目切りに合わせておくと火の通りも早いのでおすすめです。

2. 熱したフライパンやホットプレートで両面を焼く。(中火くらい)

3.ソースやマヨネーズ、鰹節・あおさを好みでかけて完成。

ソースをかけてしまえば似た味になりますが、大阪は「混ぜ焼き」広島は「重ね焼き」と言われるように、大きく異なるのは “焼き方”。残り物などいろんなものを入れるなら「混ぜ焼き」のほうが作りやすいですよ。

広島風の「重ね焼き」も、意外と簡単に作れる!

広島出身の筆者ですが、「混ぜ焼きは家で、重ね焼きはお店で食べるもの」という感じでちょっと難しそうなイメージがあった「重ね焼き」。

しかし、ちょっと教えてもらったところ家でも簡単にできます。できると誰かに見せたくなる!焼き時間は15分ほど。

<材料>2枚分
小麦粉(薄力粉) 40g
水 60cc
みりん 少し(1~2滴)

かつお粉 ひとつまみ(いりこなどが入っている魚粉でもOK)
キャベツ 4分の1個~(千切りにして手で大きくひとつかみ分がおおよそ1人分)
もやし ひとつまみ
イカ天 1枚~(適当に割る)
豚バラ肉 5~6枚(2分の1カット)
そば(焼きそば用ゆで麺、うどんでもOK) 2玉(大盛りにする場合は1人分に2玉)
たまご 2個(大盛りにする場合は1人分に2個)
ソース、マヨネーズ、あおさ、小葱、鰹節など お好みで

<作り方>

事前準備:野菜や肉をカットしておく。

1.小麦粉・水・みりんをまぜておく。

2.お玉に(1)をすくい、熱したホットプレートに落として丸く広げる。生地の上に上記材料の「かつお粉」以降、順番に重ねてのせていく。

3.豚バラまでのせたら、少し余った(1)の生地をかけてひっくり返す。

4.ホットプレートの空いているスペースにそばを焼き、(3)を上にのせて形を整える。

5.そばがカリっとしたら空いているスペースに卵を割り広げ、半熟のうちに(4)を重ねて一体化させる。

6.卵が固まったらひっくり返し、ソース・鰹節・あおさ・ねぎなどかけて完成。

個人的に葱のせが好きなのでたっぷりのせています。トッピングには、とろけるチーズ・エビ・イカ・餅(レンジなどで柔らかくして加える)、キムチ、大葉も合います。

レシピ動画がありますので、こちらもご覧ください。

ソースが焼ける香りはなんとも食欲そそります。筆者はなじみ深いオタフクお好みソースを使用していますが、この原料はフルーツや野菜がたっぷりなので、いろんな具材と合います。ぜひいろいろ試してみてください。