元船舶料理士の三浦希枝です。今回は、鶏肉を使った簡単おかずレシピを3つ紹介していきます。いつでもお手ごろ価格で購入できる食材を使って、調理の手間も少なくて済むおかずレシピを覚えておけば家計も大助かり! お弁当のおかずとしても、もちろん使いまわせますよ。

ピーマンと鶏ももの塩昆布炒め 手軽なのにうまみがギュッ!

いくらでも食べられてしまうと話題の「無限ピーマン」と鶏肉を合わせた一品です。食べ応え十分でかつ10分程度あれば余裕で作れてしまう手軽さが魅力のレシピです。

【材料】(2人分)
鶏もも肉 1枚
ピーマン 2個
塩昆布 ひとつまみ
塩・コショウ 適量

【作り方】

  1. 鶏肉とピーマンを一口大にカットする。
  2. 熱したフライパンで鶏肉を焼いていく。
  3. 鶏肉に焼き目がついたらピーマンを入れて焼く。
  4. ピーマンがしんなりしたら塩昆布、コショウで味を調えて完成。

ピーマンは、鶏肉のなかでも脂があってジューシーな鶏もも肉との相性が良いため、今回はもも肉で作りました。よりヘルシーな仕上がりを目指すなら、ささみを用いましょう。その際は、ささみは炒めずに電子レンジで熱を通し、その後炒めたピーマンと和えてください。そうすると、ささみでもパサつかずにおいしく食べられます。ご飯がモリモリ進む、魔法のおかずです。

人参とチーズが入った鶏団子 ビニール袋で混ぜれば簡単!

ビニール袋とマヨネーズを使って手軽に作れる鶏つみれで、チーズも入っているためお子さんからも大人気の一品! 人参の明るいオレンジ色は、お弁当に入れても存在感を出してくれます。

【材料】小10個分
鶏ひき肉 小1パック
人参 2~3cm程度
ベビーチーズ 2個
マヨネーズ ピンポン玉1個分
塩コショウ 適量

【作り方】

  1. 人参をサイコロ状にカットし、500Wの電子レンジで2分加熱する。
  2. ベビーチーズをサイコロ状にカットする。
  3. ビニール袋にすべてを入れて揉みこむ。
  4. ビニール袋の端をカットし、絞り出すように成型してフライパンで焼く。

大人な味わいにしたい方は、黒コショウを多めに入れて焼くとおつまみとしてもおいしく食べられます。フライパンや鍋を汚さず、かつビニール袋を活用するため手も汚れず作ることができるお役立ちレシピです。

鶏むね肉とキャベツの韓国のり和え サッパリ&しっとり

フライパンや鍋を汚さずに作るならこれ! 電子レンジをフル活用して作れるうれしい一品です。パサつきがちな鶏のむね肉を水分たっぷりのキャベツと一緒に食べることで、しっとりおいしく食べられます。韓国のりの塩味と、ゴマ油の風味が食欲をそそります。

【材料】2人分
鶏むね肉 1枚
キャベツ 小玉1/4個
韓国のり 1パック
塩コショウ 適量

【作り方】

  1. 鶏むね肉とキャベツを一口大にカットする。
  2. それぞれ500Wの電子レンジで3分ずつ加熱する。
  3. キャベツの水分を軽く絞り、鶏むね肉と和える。
  4. 韓国のりをちぎって入れ、塩コショウで味を調える。

韓国のりの塩味とゴマ油の風味を活かし、さっぱりと食べられるのがうれしいレシピです。丼に乗せて夕食に出す際は、韓国のりをもう1パック使って塩味を増してもおいしいでしょう。簡単アレンジとしてこれにマヨネーズをかけると、子どもが好む味付けに変化しますよ。

いかがでしたか? 冷蔵庫に常備しているという家庭も珍しくない鶏肉ですが、レパートリーが少なく使いどころに悩んでいた方も多いのではないでしょうか。夕飯のおかずとして、そしてお弁当のおかずとして、ぜひこの3品もレパートリーに加えてみてくださいね。