こんにちは。紅茶担当の星なお子です。いくぶん残暑も和らぎ、しのぎやすい日が多くなりましたね。
イギリスの食文化のひとつ「アフタヌーンティー」。数年前から日本の女性に大人気で、内容も年々進化しています。先日、汐留のコンラッド東京のアフタヌーンティーに行ってきました。

ホテルの28階にミステリアスな雰囲気が

28階バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」。9月・10月のテーマは「オトナハロウィン・アフタヌーンティー~魅惑のホーンテッド・ホテル」です。

ハロウィンをモチーフにした、セイボリー(塩気のある、おつまみ以上お食事未満)とスイーツは、棺桶やお化けやこうもりなど、ミステリアスな雰囲気が漂いながらも、演出が可愛くてワクワクします。

また、約20~30種類(プランにより)のドリンクセレクションから、紅茶・コーヒー・ハーブティーなどお好きなものをお好きなだけ選ぶことができます。シャンパーニュがお好きな方は、フリーフロー付きプランもありますので、女子会にも人気が出そうです。

アフタヌーンティーの歴史

さて、アフタヌーンティーの歴史は、約1世紀半ほど前にさかのぼります。当時ヴィクトリア女王の女官でもあった、7代目ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリアが始めた習慣でした。

その頃のイギリスの食生活は1日2食。女性は、ウエストを絞ったドレスを着るため、朝食から夜の晩餐まで何も口に入れず、スリムな体型を保っていました。しかし、それではさすがにお腹が空いてしまいます。

そこで、空腹に耐えかねたベッドフォード公爵夫人は、女中にこっそりと彼女の部屋に軽食とお茶を持ってこさせて楽しみました。それが毎日の午後の楽しみとなり、やがて数人の友達を招待するようになりました。

女性が朝食から夜の晩餐までの間、何かを口にすることははしたないと言われていた時代。そのお茶会が下品と見られないために、お花を飾ったり、テーブルクロス・ナプキン・銀食器や美しい食器などをアレンジしたりして華やかにし、セイボリーやスイーツを用意して、丁寧にお茶を入れ、お茶の時間を楽しんでこのスタイルを定着させました。これが、アフタヌーンティーです。

当時のイギリスの貴婦人たちのことを思い浮かべながら、たのしいアフタヌーンティーをお楽しみ下さいませ。