こんにちは。紅茶担当の星なお子です。空気が乾燥する冬、カラカラですね。風邪やインフルエンザにかかって、体調を崩される方も多いのではないでしょうか。今の時期、スーパーや青果店では、ミカンなどの柑橘系がたくさん陳列されています。その横に「金柑」もありますが、購入されたことはありますか?
金柑は、皮ごと食べられるため、「天然のビタミン剤」とも言われ、栄養満点です。ただ、酸味があって少し苦みがあるので、生では苦手という人も多いようです。そこで、オススメなのが「金柑の甘露煮」です。作り置きしておくと、忙しい時に大活躍しますので、ぜひお試しください。

金柑の甘露煮を作りましょう

【材料】
金柑 500g (約25~28個)
洗双糖(なければ他の砂糖でもよい) 250g
水 金柑が浸るくらい

【作り方】

  1. 金柑を洗い、竹串などでヘタを除く。
  2. 上下を少し残し、放射状に縦に切り込み数本入れる。
  3. お鍋に金柑を入れ、金柑が浸るくらいのお水を入れて、沸いたら弱火にして5分ゆで、水にさらす。
  4. 竹串などを使って、切り込みの間から中にあるタネを取り出す。種が気にならなければしなくてもいいです。
  5. お鍋に、(4)の金柑と洗双糖を入れ、金柑が浸るくらいの水を入れて落し蓋をし、弱火で20分~30分コトコト煮る。水分が半量くらいに煮詰まり、軽くとろみがつくくらいまでが目安です。

<保存する場合>
冷蔵保存:煮沸消毒した瓶にシロップごと入れると約1ヵ月。
冷凍保存:シロップごと冷凍可能なジップロックやタッパーに入れると約3ヵ月。

<使用用途>
・紅茶に入れる
・炭酸水で割る(好みでシロップも)
・お湯で割る(好みでシロップも)
・ヨーグルトに入れる(好みでシロップも)
・パンにのせる
・アイスクリームにかける
・お菓子作り

朝食に、金柑のトーストと金柑の紅茶

栄養たっぷりの「金柑の甘露煮」。食パンにバターを塗り、金柑の甘露煮2個をキッチンばさみでカットして、乗せて焼くだけの簡単トースト。

見た目もきれいで、朝から元気になります。さらに、紅茶に金柑の甘露煮1個とすりおろした生姜を加えて、一緒にいただくと相乗効果があり、身体がポカポカしてきます。金柑は1日3個で必要な栄養素が取れるといわれており、この朝食だけでかなりの摂取量に!

その金柑の栄養素とは…ビタミンAとC・カルシウム・食物繊維が豊富で、免疫力を高める効果が期待できます。また、皮に含まれるヘスペリジンは、喉の腫れや痛みを軽減してくれますので、喉の弱い方にもピッタリです。風邪やインフルエンザ予防にもなりますので、ぜひお試しくださいませ。