鳥取県鳥取市出身のズボラ主婦ライター・大熊ね子です。鳥取県の東・中・西部に住んだことがあり、県内のさまざまな食文化に触れてきました。その魅力を皆さんにお伝えしたいと思っています。今回は、鳥取県倉吉市民にはおなじみの納豆の食べ方「スタミナ納豆」をご紹介します。スタミナがつく上に、納豆嫌いでも美味しく食べられるというスタミナ納豆。夏バテ対策にぜひトライしてみてください。

鳥取県倉吉市の人気給食メニュー「スタミナ納豆」

「スタミナ納豆」は、鳥取県倉吉市の学校給食に携わる栄養士が、納豆が苦手な子どもたちでもおいしく食べられるようにと約30年前に考案したメニュー。これがとても美味しいと人気で、その後は鳥取市の小学校給食でも食べられるようになったそうです。

参考サイト:
スタミナ納豆 倉吉市行政サイト

このスタミナ納豆は、過去に人気番組の「秘密のケンミンSHOW」(読売テレビ)で紹介され、その美味しさが全国的に知られるようになり、話題となりました。最近でも、SNSで料理研究家の方が「ヤバい料理見つけた、鳥取のスタミナ納豆超旨い」と紹介したところ、1万5千件以上も拡散されています。

そんなテレビやネットで話題のご飯が進むヤバい料理・スタミナ納豆のレシピをご紹介します。

スタミナ納豆のレシピをご紹介!隠し味にタバスコ

スタミナ納豆のポイントは、ひとつは子どもの好きな鶏そぼろとあえているということ。もうひとつは、スタミナがつくようにしょうがとにんにくを使用し、隠し味としてタバスコを入れていることです。これで、納豆嫌いな子どもでもモリモリ食べてくれるおかずになるんです。

<材料>
・納豆 2パック
・鶏ひき肉 100g
・にんにく 5g
・しょうが 5g
・青ネギ 1/2本
・ごま油 大1
(A)醤油 小1/2
(A)酒 小1
(B)醤油 小1
(B)砂糖 小1/2
(B)ごま油 少々
・タバスコ 少々

<作り方>

  1. フライパンにごま油を熱し、みじん切りにしたにんにくとしょうがを炒める。
  2. 香りが立ってきたら鶏ひき肉とAの材料を加え、しっかり炒める。
  3. 一旦、皿などに上げて冷ます。
  4. 納豆にBの材料を加えて混ぜる。
  5. (4)に冷めた鶏ひき肉と刻んだ青ネギを加える。最後にタバスコを落として混ぜ合わせたら出来上がり。

お好みでスタミナ納豆をアレンジ

スタミナ納豆は給食で提供されるレシピということもあり、少しさっぱりとした薄味。そこで、アレンジを加えてよりお好みの味を探していただくのもおすすめです。

例えば、タバスコが家にないという方は、代わりにラー油や豆板醤を使っても美味しく仕上がります。また、鶏ひき肉を合いびき肉に替えれば、より旨みが引き立つ一品に。ネギをニラに替えても◎。白だしや味噌を加えて、より和風の味付けにしても美味しいですよ。

納豆が苦手な方にもぜひ食べていただきたいスタミナ納豆。ぜひお好みの食べ方を見つけてみてくださいね。