2歳の娘をもつズボラ主婦ライター・大熊ね子です。小さな子どもがいると作る頻度が少なくなりがちな辛い料理。でも、たまには汗をかくような辛~い料理も食べたくなるものです。今回は、できるだけ簡単に洗い物を増やさず取り分けができるマーボー豆腐レシピを2つご紹介します。辛いもの好きな旦那も辛いものが食べられない子どもも満足な一石二鳥レシピです!

野菜たっぷり取り分けマーボー豆腐

取り分けレシピといえばフライパンや鍋を2つ準備しなければいけないのでは? と思う方もいるかもしれませんが、こちらのマーボー豆腐のレシピはフライパン1つで調理ができますよ! 子ども用のマーボー豆腐は食器に入れてからとろみづけするので、取り分けした分、洗い物が増えるということもありません。

偏食の我が子にできるだけたくさんの野菜を食べてほしいという思いと、たまには辛いものが食べたいという旦那の希望の両方を叶えた一品です。取り分けたあとに辛さを足すので、辛いのが好きな方はしっかり豆板醤を足してみてくださいね。

また、豆腐の水切りや火の通りにくい野菜には電子レンジを使うので、短い時間で調理を済ませられます。今回、野菜は家にあるものを選んで入れましたが、お好みの野菜で作ってみてください。冷蔵庫にちょっとだけ余った野菜を使うのもいいですね。

【材料】(3人分)
木綿豆腐 1丁(300g)
豚ひき肉 150g
ネギ 1/3本
エリンギ 1本
人参 1/2本
玉ねぎ 1/4個
チンゲン菜 1束
にんにく 1片
しょうがチューブ 1cm分
☆水 カップ1
☆酒 大さじ2
☆砂糖 大さじ1
☆味噌 大さじ1
☆トマトケチャップ 大さじ1/2
☆鶏ガラスープの素 小さじ1/2
水溶き片栗粉 片栗粉 大さじ1/2+水 大さじ1
豆板醤 小さじ1/2
ゴマ油 適量

【作り方】

  1. 豆腐は耐熱皿にのせて、ラップはせずに電子レンジ(600W)で2分加熱して水切りしておく(そのまましばらく置いておき、出てきた水分を捨てる)。
  2. 人参と玉ねぎはみじん切りにし、耐熱容器に入れてふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分間加熱。
  3. にんにく、ネギ、エリンギ、チンゲン菜もみじん切りにする。食感を出したい場合は、エリンギとチンゲン菜は大きめに。
  4. フライパンでにんにく、しょうが、ネギを炒め、香りが立ったら(2)と残りの(3)の具材を入れ、しんなりするまで炒める。
  5. 豚ひき肉を入れて、色が変わるまでしっかりと炒める。
  6. ☆の調味料をすべて混ぜて(5)のフライパンに加える。ぐつぐつと沸騰したら、一口大に切った豆腐を入れて約2分間煮る。
  7. <取り分け>子どもが食べる分だけ器に取り、水溶き片栗粉を小さじ1ほど加えて、電子レンジ(600W)で30秒加熱。レンジから取り出してよくかき混ぜたら子ども用は完成。
  8. (6)のフライパンに豆板醤を入れて、1分ほど煮る。そこに水溶き片栗粉の残りを加えてかき混ぜ、とろみがついたらごま油を適量加えて完成。

レンジで簡単に作れる取り分けマーボー豆腐

次にご紹介するのは、火を使わずに電子レンジだけでできるマーボー豆腐のレシピです。こちらは、とにかく洗い物が少なく簡単にできるので、忙しい日でも気軽に作れます。豆腐の水切りもしないのでほとんど手間をかけずに出来上がりますよ。

耐熱の容器を使って調理すればそのまま作り置きおかずとしても活躍。忙しい働くママにおすすめのマーボー豆腐レシピです。

【材料】(3人分)
木綿豆腐 1丁(300g)
豚ひき肉 100g
ネギ 1/3本
しょうがチューブ 2cm分
にんにくチューブ 2cm分
ごま油 小さじ1
☆醤油 大さじ1
☆味噌 大さじ1
☆みりん 大さじ2
☆鶏がらスープの素 小さじ1/2
☆水 80ml
☆片栗粉 小さじ2
ラー油 お好みの量

【作り方】
1.ネギをみじん切りにする。耐熱容器にネギとしょうがチューブ、にんにくチューブ、ごま油を入れて軽く混ぜる。

2.(1)の耐熱容器にひき肉をのせふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で3分加熱する。

大きめにちぎるようにしてのせることで、噛み応えのあるジューシーな仕上がりに。

3.加熱した(2)に、☆の材料をすべて入れて混ぜる。その上に、豆腐を一口大にちぎってのせふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で5分加熱。

4.<取り分け>(3)を器に盛り付ければ子ども用は完成。大人用は器に盛り付け、お好みでラー油を加えて完成。

ラー油を使うことで手軽に辛さを足すことができます。

簡単で洗い物も少なく、大人も子どもも満足! ぜひお試しください。