病院栄養士が実践!食べ方を変えて気がついたら1年で10kg減
ダイエットの一番の早道は食べないことだと思っていませんか?
私は現在病院で様々な患者の食事指導をしています。そうしたら気がついたのです。食事をガマンして欲求不満になっている人ほどダイエットが成功していませんでした。健康的に体型を維持している人はしっかり食べていました!
私の家族は太っている家系で、自身もぽっちゃり体型でした。しかし、ある1冊の本に出会い、気がついたら1年後に10kg痩せていました。
糖尿病専門医がすすめる「食品交換表」が使える
「糖尿病食事療法のための食品交換表第7版」(日本糖尿病学会編・著)は本来、糖尿病患者に作られた本で、食事療法を行うためのツールです。1単位を80kcalとして、食品のエネルギー計算を容易にしています。なので、栄養を勉強したことのない一般の人にも理解できるように構成されています。書店で購入可能です。
糖尿病ではないけれど使って大丈夫かな?なんて思うかもしれませんが、糖尿病の食事療法は栄養バランスに配慮したものなので、健常人が食べても問題ありません。
だけど、1単位なんて聞くと難しそうですね。でも、最初はながめているだけでもいいです。ページの大半が写真なので、無意識に食品の目安量が分かってくるので、食べるときに注意するようになります。
しっかり食べられるから続けられる、リバウンドしにくい
本の中では、禁止している食品はありません。ごはんも肉もしっかり食べることを推奨しています。栄養指導を受けた糖尿病患者さんも「こんなに食べていいのか?」とびっくりされ、質素な食事にしなくても良いと分かり安心されます。
私がまずはじめたことはご飯を計量することだけでした。しかし、ご飯が大好きだったので足りないと感じました。それでもだんだんと続けていくうちにそれが習慣になり苦でなくなりました。痩せたい強い意思があったわけではありませんが、少しずつ体重が落ちていき、気がつくと1年後に10kg痩せていました。
あれから10年経ち、たまに暴食することもありますが、体重はキープしてリバウンドはしてません。
お菓子はガマンしないといけない?
大好きなチョコ、アイス、友達とケーキバイキングなどの甘いお菓子もすごく我慢した記憶がないです。なぜなら、食事をしっかり食べているので空腹感が少なく普段の間食がなくなり、お菓子を食べるのは付き合いや、本当に食べたい時だけになったからです。
食べるなら100kcalくらいまでに調整します。オーバーしてしまった日は糖質のご飯量で調整します。食品交換表でお菓子のカロリーもだいたい把握できるようになっているのでご飯をどれだけ残せばいいか分かるようになります。
お菓子の食べすぎは糖尿病の原因にもなるので、食事を基本として甘いものとも上手に付き合っていきましょう。
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