毎日こう暑いとカラダもバテてきますよね。そんな自分のために、家族のために、土用の丑の日はウナギを食べよ♪と言いたいところですが、稚魚不漁・価格高騰が家計にも大打撃! でも精のつくものが食べたいなぁ~とお考えの方に朗報です♪ 高タンパク・低カロリー、しかもコラーゲン豊富な栄養バランスに富むお魚である「ハモ」に、イマ熱い視線が注がれています!

ウナギに代わる栄養価の高い食材として注目のハモ

夏の土用の時期は暑さ厳しく夏ばてしやすくなるため、昔から“精のつくもの”を食べようと考えられてきた中で、江戸時代の蘭学者 平賀源内が知人のウナギ屋のためにひと肌脱いで、大繁盛に繋がったという起源説は有名かと思います。

しかしニホンウナギの稚魚の不漁で価格も高騰し、かつてのように国産ウナギを気楽に食べられなくなってしまいました。外食店でも、安価な外国産に仕入れを切り替え始めています。

そんな中で、土用の丑の日にウナギに代わる栄養価の高い食材として注目されているのが、旬のハモなんです!  東京・有楽町の「東京国際フォーラム」にある「酒蔵レストラン 宝」では、土用の丑の日にウナギに代わる食材として、今夏は徳島県小松島漁協の良質なハモを採用しています。

ハモの旬は7月~10月

その理由に驚きました! 実はウナギの旬は・・・冬!! つまり、一番脂ののった栄養価の高い時季は冬だというのです(驚)! 一方でハモの旬は祇園祭の頃(7月)と、身がふっくらとして脂ののった8~10月の2回あるそう。つまり土用の丑の日にあたる7月20日と8月1日は、おいしさも栄養もしっかりと堪能できるハモがオススメというわけです。

新鮮なままの状態で流通させるのも難しかったハモは、消費エリアも関西が主流と限られていましたが、今回採用された徳島県小松島漁協のハモは、骨ギリの下処理ラインが整い瞬間冷凍技術も確立され、年間を通して安定した供給が可能となり、東京にも出荷可能になりました。

そこで「酒蔵レストラン 宝」では、厚みがあり適度な脂ものった最高級品質の徳島県小松島漁協のハモを使った「極上 ハモ蒲焼き重」を特別価格で提供することで、土用の丑の日の新しい蒲焼を提案しています!

ハモ蒲焼きのお味は?

まず肉質にびっくり。適度な弾力と厚みをもったハモは、さっぱりとした脂で口の中にイヤな脂っこさが残りません。その淡泊な味をさらにおいしく仕立てているのが独自の蒲焼きのたれ。ハモの脊髄なども一緒に煮込みうま味を凝縮させたたれは、ほどよい甘さです。

さらにそこに抹茶のような色をした高知の「仁淀川山椒」をかけると、清々しくフルーティーな香りも楽しめます。お重と一緒に「土用しじみ」のしじみ汁も提供されます。

気になるハモの栄養は?

カロリーは100g当たり生で144kcalと、ウナギの半分程度。良質なタンパク質が多く含まれていて、免疫機能の向上、体力向上、疲労回復効果が期待できます。また、脂質を構成する脂肪酸はオメガ3系に分類されるDHAが多く、血中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪を減らす働きがあるとされています。

カリウムが多いので、ナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれて高血圧の予防にも繋がります。さらに嬉しいのは、ハモは骨切りといって骨を細かく砕いてから食べるためカルシウムも摂れます。

そしてもうひとつ。ハモの皮には化粧品などにも使用されるほど良質なコラーゲンが多く含まれており、肌老化を予防してくれるのも嬉しいところ♪

 

酒蔵レストラン 宝 総店長兼料理長 木村慎治氏

「酒蔵レストラン 宝」は全国有数の9つの酒蔵共同出資の日本酒ダイニングで、その地域の商材を使った料理も自慢。今回提供される「栄養満点!極上 ハモ蒲焼き重」に合うお酒もちゃんと用意されています!

「栄養満点!極上 ハモ蒲焼き重」は、通常2,500円(税込)でいただけますが、7月20日と8月1日の土用の丑の日に限り2,000円(税込)の特別価格で提供されます(限定30食)!気になる方はお早めに♪