“食”のスペシャリストを育成し、「食育」の普及に努める服部学園服部栄養専門学校(服部幸應学校長)のHATTORI食育クラブは、子どもならではの料理に対するユニークな発想・創意工夫、調理の技術や盛り付け、味付け、後片付けの実技を競う小学生対象の「ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト」の本選を8月20日に開催する。開催に当たり、本選出場者10人を選ぶため、審査するオリジナル料理のレシピと写真・イラストの作品募集をこのほど開始した。締め切りは8月1日。

テーマは「日本は、やっぱり“この朝ごはん”」

同コンテストは今年で23回目。今回のテーマは「日本は、やっぱり“この朝ごはん”」。応募は、本選出場希望の小学生の氏名、学年、年齢、小学生の保護者の氏名、住所、電話番号を明記して、書類審査の対象となる作品のレシピと写真またはイラストを郵送かWebページで受け付ける。

対象作品は60分で調理できる主食、主菜、副菜の3品と汁物1品の4人分の材料と作り方を記載した料理レシピ。郵送先は〒105-0022東京都港区海岸1-1-1-817、I&You株式会社内第23回ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト事務局。WebページのURLはこちら。応募作品は返却しない。

参加資格は本選出場を希望する小学生1人とその保護者1人。国籍性別は問わない。選考は事務局が行い、服部幸應学校長が本選出場者10人を決める。選考結果は、出場決定者に事務局が連絡する。出場決定者と保護者の2人分の交通費のほか、宿泊が必要な場合は宿泊費を用意する。調味料を含む材料は服部栄養専門学校が用意するが、用意できない材料は持参を求める場合もある。

本選は東京都渋谷区千駄ヶ谷5-25-4の服部栄養専門学校で行う。審査する実技は規定競技(リンゴの皮むき、キャベツの千切り、アジの三枚おろし)とオリジナルレシピの調理60分。審査委員長は服部幸應学校長。審査委員は服部津貴子服部栄養料理研究会会長、服部学園の教授陣、タレント・料理人の天才料理少女・こごまちゃん。

優勝者1人にはクッキング奨学金10万円、ハットリ杯の優勝トロフィーと副賞として香港旅行を贈呈。準優勝者2人にはハットリ杯とクッキング奨学金5万円を、入賞者7人には22回大会を記念した賞品と記念品を贈呈。

問い合わせ先は第23回ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト事務局(電話03・5408・9566、平日午前10時~午後5時)。

同コンテストには全国調理師育成施設協会が共催。内閣府、厚生労働省、農林水産省、文部科学省、東日本料理学校協会、「早寝早起き朝ごはん」全国協議会、日本食育インストラクター協会、全国漁業協同組合連合会、日本栄養士会が後援している。

◇日本食糧新聞の2018年6月4日号の記事を転載しました。