青果の総合ブランド、ファーマインドは、生に近い味わいのセミドライ干し柿「おやつ熟柿」=写真=をこのほど発売した。種なしでひと口サイズ、もちもちとした食感と強い甘みが特徴で、韓国にしかない品種の柿を使い、韓国の一歩進んだセミドライ技術によって誕生。1袋に柿約2個分入りで、おやつに最適。購買層の8割が60代以上という干し柿市場で、シニア層のほか手軽でヘルシーな新スイーツとして幅広い層にもアピールする。

清道盤柿(チョンドバンシ)という日本にはない韓国限定品種で、軟らかく高糖度で水分も多い種なし柿を使用。柿の水分を熱ではなく、圧力で取り除くため、柿本来のおいしさがそのまま味わえる。

水分量は一般的な国産干し柿で約25~35%、レーズンが約15~20%のところ同品は40%程度と生に近い味わいを実現した。製造工場は柿の一大産地、韓国・清道にあり、低温貯蔵庫と機械化された設備を備え、食品安全管理を実践するためのマネジメントシステム国際規格FSSC22000の認証を取得。

▽1袋63g(柿約2個分入り)、298円(想定売価)

◇日本食糧新聞2018年7月4日号の記事を転載しました。