【動画】春のニュージーランドかぼちゃ、おいしい食べ方をプロがアドバイス
大自然あふれる南半球・ニュージーランド産のかぼちゃと調理法を動画でご紹介します♪
かぼちゃはキレイと元気の源の栄養素を含むチカラ持ち。国内の生産が端境期のいまは、NZ産をいただきましょう。かぼちゃを通年で食べる習慣をもてば、きっとイイコトが。料理のコツやその魅力を、美食デザイナー・吉田真希子さんに教えてもらいました。
ビタミンエースが大活躍
緑黄色野菜のかぼちゃは、「アンチエイジング野菜」といえるほど、ビタミンが含まれています。三大抗酸化ビタミンと呼ばれるβ-カロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンE。この「ビタミンエース(VITAMINA-C-E)」の相乗効果が期待できます。
β-カロテンやビタミンEの量はにんじんに匹敵するほど。β-カロテンは体内でビタミンAに変わり、肌荒れ・乾燥を防ぐ効果があります。粘膜を正常に保つ 働きもあるので、鼻や喉を健康に保つとともに、風邪の予防にも。ビタミンCは、メラニン色素の生成を阻害し、コラーゲンの生成にも関わりますが、かぼちゃ に含まれるビタミンCは、他の野菜と違い加熱しても効果が薄れないのが特徴です。
ビタミンEには毛細血管を広げる働きがあるので、細胞の新陳代謝が活発になり、肌の代謝を促進、くすみを解消して肌に色つや・ハリを出します。
かぼちゃは食物繊維があり、腸内環境を整える効果も期待できます。腸内環境を整えれば免疫力がアップ、便秘改善にもつながります。
「油と一緒に」がポイント
β-カロテンは脂溶性ビタミン。油と一緒に食べると吸収率がアップします。「かぼちゃの明太マヨネーズ和え」のようなメニューがオススメです。
かぼちゃの皮には、甘くて黄色い果肉の部分よりも多くのカロテンやビタミンなどが含まれています。その力を最大限に活かすために、緑色の皮をむかずに一緒に食べましょう。
◆スイートかぼちゃ
<材料・4人分>
・かぼちゃ………………………200g
・卵黄……………………………1/2個分
・砂糖……………………………20g
・バター…………………………30g
・バニラエッセンス……………2~3滴
・生クリーム……………………大さじ2
・卵黄(つや出し用)…………1/2個分
・くるみ…………………………20g
<作り方>
(1)かぼちゃは種を取り、ラップをして8分ほど電子レンジ(500W)にかけ、やわらかくしてから皮をむいて一口大に切り、さらに5分ほど電子レンジにかけ、熱いうちにマッシュする。皮は飾り用のヘタを4つつくる。くるみは刻んでおく。
(2)鍋に弱火でバターを溶かし、砂糖、かぼちゃ、生クリームを加えて混ぜながら加熱。ひとまとまりになるまで練りながら加熱する。
(3)火を止めて卵黄、バニラエッセンス、くるみを加えて混ぜる。
(4)(3)を4等分にし平たく丸をつくり、バターナイフの背で切り込みを入れてかぼちゃ型にし、卵黄を表面に塗ってオーブントースターで焼き目をつけ、ヘタをつける。
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