残った天ぷら粉で簡単にもう一品!天ぷら職人が作り方を伝授
こんにちは。天ぷら職人の鈴木章一郎です。以前の記事で、天ぷらを美味しく揚げる3つのコツをお伝えしました。そこで、今回は、残った天ぷら粉を使って作る、簡単料理をご紹介します。せっかく出した天ぷら鍋や温めた油をちょっとだけ使って、片付けてしまうのは時間や労力がもったいないですから、簡単レシピで、もう一品作ってしまいましょう!
冷蔵庫に残っている食材で、かき揚げを
以前の記事はこちら↓
天ぷらを自宅で簡単に!サクッと美味しく作る3つのコツを天ぷら職人が伝授
水で溶いた天ぷら粉。残りが少ないと、ボウルで具を絡ませても、上手に揚がりませんよね。そんな時はかき揚げを作るといいですよ!
具は玉ねぎや人参、ゴボウ、ネギやサツマイモ、チクワ、そら豆など、冷蔵庫に残っている食材、しかも、一品作るのにはちょっと足りない量でもできるので、食材の有効活用にもなるんです!とってもオトクでしょう!
食材の分量は天ぷら粉の分量より少し少なめにするのがポイントです。例えば天ぷら粉が100gなら食材は80g位です。2〜3cmに刻んだ食材を天ぷら粉がしっかり絡む様に混ぜてから、平らなおたまですくいます。菜箸を使って滑る様に丸く油の中に落とします。
かき揚げのコツはお好み焼きと一緒で、周りが硬くなって来たらひっくり返し、カラッと揚げます。小さいかき揚げなら失敗も少なく、冷凍しておけばお弁当などに使えますので是非、天ぷらを揚げた後に、もう一品チャレンジしてみてください。
人気メニューの揚げ玉冷奴
「かき揚げを作るのはめんどくさい」「天ぷらはもう充分!」という方にお勧めなのが揚げ玉です。
調理方法は、穴開きおたまで天ぷら粉をすくってお鍋に落とすだけ!同じ場所に落とし続けると塊が出来てしまうので、そこだけ注意してくださいね。揚げ玉がこんがりきつね色になって来たら鍋からすくって出来上がり!
すくった揚げ玉はキッチンペーパーで余計な油を吸い取り、冷めたところでビニール袋やタッパにあけて冷蔵保存しましょう。
これで冷凍庫で約1ヶ月程は保ちます。うどんやおにぎり、チャーハンに混ぜると、とっても美味しいですよ!
私の経営する「そば飲み処つぼみ家」の揚げ玉を使った人気メニューは“揚げ玉冷奴”。冷奴にネギ、鰹節、生姜、海苔、揚げ玉を載せて醤油を垂らした簡単メニュー。
普段はさっぱりした冷奴に油気が入ることで、食べ応えのある人気メニューに大変身しました。お酒を飲むお父さんや食べ盛りのお子様にぴったりですね。自家製の美味しい揚げ玉が簡単に作れますので是非作ってみて下さい。
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