焼酎スタイリストyukikoです。春はお花見や歓迎会、バーベキューなど大勢でお酒を楽しむ機会が増えてくる時期です。ついつい飲みすぎてしまったり、酔いがまわってしまったりと、翌日までお酒が残ってしまう方も多くなってしまうかも……。そこで今回は、本格焼酎や泡盛を美味しく楽しく飲むために意識したい水分の取り方について紹介します。

春は宴会・飲み会シーズン!気を付けたいポイントは?

春になるとイベントが盛りだくさんで、楽しみも増えてきますよね。お花見や歓迎会、暖かい日にはバーベキューなどお酒を飲む機会も増え、一度に飲む量も増えてしまいがち……。

本格焼酎や泡盛は蒸留酒に属していて、日本酒やワインが属する醸造酒よりも悪酔いしにくいと言われているお酒です。

蒸留酒は原料を発酵・貯蔵させる工程の他に“蒸留”という工程を経て製造されているため、フーゼル油やタンニンなどの不純物が必要によって取り除かれます。そのため、不純物の含有量が少ないのです。

もちろん、どのようなお酒であっても飲みすぎは注意しなければいけませんし、事前に飲みすぎを防ぐポイントも知っておくとよいでしょう。

まず今回皆さんに実践してほしいのが、「水分をとる」ということです。皆さんは、お酒を飲む時にきちんと水分をとっていますか?

「水代わりにビールを飲んでいるから」「焼酎を水割りにして水分をとっているから」……と思う方もいるかもしれませんが、それは身体にとって必要な水分補給とは言い難いのです。

春の宴会・飲み会シーズンは、普段よりも水分をとる量やタイミングが減りがちです。美味しく健康に焼酎・泡盛を楽しんでもらうためにも、今回は「水分」についてお伝えします。

水分補給はいつ行えばいい?飲みすぎ防止のポイント

宴会や飲み会の場では、なかなか水分補給をするタイミングがとれないこともあるかもしれません。では、飲みすぎや二日酔いにならないために、どのタイミングで水分をとるのが理想なのでしょうか。この3つのなかで、皆さんはいつ水分をとっていますか?

  1.  お酒を飲む前
  2.  お酒を飲んでいる時
  3.  就寝前

飲みすぎや二日酔いを防ぐためには、すべてのタイミングで水分を補給するのがベストです。アルコールは利尿作用があるため、体内の水分が尿として出やすいのです。脱水症状にならないためにも、こまめに体内に水分をとるようにして下さい。

焼酎スタイリストとして私が焼酎や泡盛のイベントを開催する時も、参加者の飲酒ペースを見ています。イベントの時、参加者は会場から帰宅しなければいけないので、その間に気分が悪くなったり帰れなくなったりしたら、せっかくのイベントも楽しい思い出ではなくなってしまいます。

新年会や歓迎会、バーベキューなど大勢で楽しむ場で周りの方に迷惑をかけてしまうのも心苦しいですよね。そのためにも、水分を補給することは大事ですし、ご自宅でお酒を楽しむ場合でも意識してほしいポイントなのです。

健康的にお酒を楽しむために水分を補給しましょう!

先ほどの水分補給については、私もお酒を飲む機会が多いので、人一倍意識して実践しています。

アルコールは肝臓で分解されるため、飲みすぎると肝臓に負担がかかることも……。肝臓は年齢とともに分解機能が低下していきます。肝機能を悪化させないためにも、身体に負担をかけない飲み方を知って楽しむことが大切です。

例えば、ビールをある程度飲んでから、焼酎や泡盛を飲む方もいらっしゃるかと思います。アルコールが体内から抜けるまで、中ジョッキのビールを3杯飲んだ場合、体重60kgの男性だと約10時間かかるそうです。

宴会や飲み会シーズンではついついお酒が進み、いつもよりも量を飲んでしまったり、長時間飲み続けてしまったりすることも……。肝機能にも負担をかけずに、悪酔いや二日酔いをしない飲み方を心がけてほしいと思います。

焼酎や泡盛はビールよりもアルコール度数が高いため、摂取する水分よりも尿として出ていく量が多くなります。脱水症状を起こさないためにも、水分を補給するタイミングも理解して、悪酔いや二日酔いをしない楽しいお酒の飲み方をしていきましょう!