ユニークな発酵食品「358(サゴハチ)」が万能調味料として脚光
コメの生産・販売などを行う御稲プライマルの「358(サゴハチ)」が注目されている。「358」とは、東北、特に福島県では昔から使われている発酵食品だ。名称の由来は「塩:糀:蒸し米」が3対5対8の割合でできていることからだ。
御稲プライマルでは、麹づくりから自社で行い、蒸し米も割れ米ではなく粒米を使うなどコメのうまみがしっかりと感じられる仕上がりが特徴だ。
浅漬けの素として使われるのが一般的だが、スープにちょい足し、塩麹の容量で肉・魚を漬け込む、サラダのトッピングになどいろいろな使い方が可能な万能調味料だ。東京都内のこだわりの店舗や宅配などで好評を得ている。
昔ながらの調味料だが、汎用性が認知され始め、名称のユニークさ、また358は昔から縁起の良い数字としても知られていることなどから新たに脚光を集めつつある。容量100g、価格358円(税別)。
◇日本食糧新聞の2018年3月7日号の記事を転載しました。
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