ヒルトン大阪(大阪市北区)は5日から5月31日まで、イチゴをメーンにしたデザートブッフェ「魅惑のストロベリーサーカス」を開催している。昨年に引き続き、同ホテルの百田利治ペイストリーシェフが独創的でSNS映えするデザートを監修した。

サーカスや移動遊園地の持つ、不思議で楽しい雰囲気を再現した会場では、イチゴをふんだんに使用したデザートや軽食を約20種用意。テントに見立てた「サーカステント ストロベリーチーズケーキ」や、濃厚なピスタチオクリームを使用した「ピスタチオと苺のパラダイスタルト」など、味だけでなく見た目にも楽しいデザートが並ぶ。

同ホテルでは、昨年ごろから見た目のインパクトや意外性を一層重視する傾向にあるという。また、食べるだけでなく空間を楽しんでもらいたいと、内装には、銅版画家の西脇光重氏の作品を展示した。写真のほか動画でSNS投稿ができるよう、中央のブッフェ台にゆっくりと動くケーキ台を配置するなどの趣向を凝らした。

サーカスの不思議で楽しい雰囲気を再現

例年、同ホテルのデザートブッフェは春秋の年2テーマ。昨年のデザートブッフェは、連日満席で予約が取れないほどの人気を博し1日平均110人が利用したという。

今年は8日早く開催し、会場も従来より収容力がある35階スカイラウンジ「ウインドーズ オン ザ ワールド」に変更した。利用客は20代の女性が中心で、「あまりホテルになじみのない年齢層だが、これを機に当ホテルに親しんでもらえたら」とした。

開催時間と価格は、平日午後3~4時30分、大人3900円、子ども2200円。土・日・祝日午後3時30分~5時、大人4100円、子ども2400円。いずれも消費税・サービス料別。

◇日本食糧新聞の2018年1月19日号の記事を転載しました。