年末シーズン、疲れがたまっていませんか? 大掃除に年賀状、クリスマスに忘年会。12月は何かと忙しく過ぎていってしまいますよね。今年最後まで、さらに年明けも元気に過ごすために、スパイスと野菜の力を借りてみてはいかがでしょうか。思いっきり楽しんで、たまにはカレーを。インドで教えてもらった野菜カレーのご紹介です。

インド旅で知ったカレーの深さ

「カレーだ、カレーだ」と日本を飛び出したのは数年前の12月でした。こってりしたカレーやさらさらしたカレー。インドで教えてもらったカレーの数々はどれも知らない味で刺激的な辛さと香りで溢れていました。

インドでは地域によってまったく違うカレーが食べられていますよと、確かに本に書いてある通りなのですが、カレーの味は違えどカレーに集う人々の温かさとフレンドリーさはいつも同じで、驚かされました。

インドの風景。朝焼けと共に人々は動き出す

会ったその日に「カレーの作り方を教えて」と家に上がりこむのですから。そうして教えてもらったカレーはどれも家庭の味で、レストランでは食べることができません。今回ご紹介するのも、ガイドブックにはのっていない小さな村で教えてもらったカレーです。

煮込むだけ、油を使わない野菜カレーの作り方とポイント

油を使わないカレーは煮込みながら、野菜のおいしさを引き出します。野菜は冷蔵庫にあるものをたくさん使いましょう。どんな野菜でもおいしくできますよ。

ココナッツミルクとかぼちゃの相性は抜群ですよ。お試しください

<材料>
お好きな野菜 数種類
塩 適量
カレー粉 小さじ2(2人前の場合の目安)
水 適量
ココナッツミルク お好みで

<作り方>

  1. 野菜を食べやすい大きさに切る。
    ※火の通りにくい野菜は、気持ち小さめに切りましょう。
  2. 1の野菜全てと塩を鍋に入れ、ひたひたよりも少なめに水を加え煮込む。
    ※野菜の旨味を引き出すためには塩がポイントです。入れすぎると煮込む過程でしょっぱくなってしまうので入れすぎには注意ですが、“少し味がつく”くらい入れましょう。
  3. 野菜が全て柔らかくなったらカレー粉を加え、好きな水分量になるまで煮込む。
  4. ココナッツミルクを加え塩で味を調えたら完成。

今回僕は、かぼちゃ、キャベツ、ジャガイモ、人参、玉ねぎを入れて作りました。野菜の種類は多いほどおいしくなりますよ。

インドのお母さんが教えてくれるスパイスの効能と野菜のおいしさ

このカレーを教えてくれたのは、ベジタリアン(肉、魚、卵を食べません)のお母さんでした。お互いの言葉が全く通じないので息子さんが英語で通訳してくれます。驚いたことに、カレーの作り方だけではなくスパイスや野菜がどのように身体に良いのかひとつひとつ説明してくれたのです。

スパイスのことなら何でも知っているインドのお母さん。座って料理は当たり前

栄養摂取をサプリメントに頼りがちな現代ですが、日々の食事で栄養を摂取できることを教えてくれます。

日本でもすっかり有名になった黄色いスパイス、ターメリックは肝臓にいいし、カレー粉の主成分のひとつクミンは消化を助けてくれます。パクチーの種もカレー粉には欠かせないスパイスで名前はコリアンダー。昔は薬として使われていました。

野菜をたっぷり入れてカレーを作るとスパイスと野菜の栄養をダブルで摂取できますよ。忘年会シーズン、体調を整えて元気に過ごしましょうね!