「広島といえば?」で思い浮かべる人も多いであろう、定番みやげの「もみじ饅頭」。観光客からも人気の高いお菓子ですが、お客様を迎える時の茶菓子に利用するなど地元民も何かと口にする機会が多いのですが、少しの手間でより美味しくなりますよ!

食感や味わいの違いを楽しめる

【レンジで温める】
まずは、一番時間がかからず手軽な「レンジでチン」。レンジにより異なりますが、10秒~少しずつ好みの具合まで温めて。
もみじ饅頭のカステラ生地は、製造から数日経ったほうが味が馴染んで美味しいという声もありますが、個人的には出来立てホカホカが一番!これを手っ取り早く再現してくれるのがレンジです。
もみじ饅頭の本場・宮島(広島県廿日市市)では、店舗内で製造過程を見学することも出来るほか、出来立てを店頭で食べさせてくれるところもありますよ。

【トースターで焼く】
もみじ饅頭を焼くときは是非、レンジとの合わせ技で。
レンジを使わずそのまま焼いてしまうと、中まで温まる前にカステラ生地が焦げてしまうことが多いのでご注意を。レンジで少し温めてから焼くと、中まで温まり外側だけカリっと香ばしく出来上がります。
外は「カリッ」、中は「フワッ」を楽しむことができます。

【油で揚げる】
個人的には一番好きなアレンジ方法。熱した油にそのまま入れて数十秒待てば、アツアツ・サクサクに。表面がサクッとなったらOKです。
外はサクッ、中はトロリとした餡になり、あんドーナツのような味わいを楽しめます。

これらはすべて「つぶあん」でのアレンジですが、もみじ饅頭にはこのほか、カスタード、チョコクリーム、チーズ…と店によってバリエーションが豊富にあるため、
温めたり揚げるほか、冷やしたり凍らせても美味しくいただける味もあり。チャレンジしてみて。

 

犬用もみじ饅頭にワンコもまっしぐら

犬もまっしぐら?!犬用のもみじ饅頭も存在する

広島銘菓として歴史あるもみじ饅頭は近年、様々な形で商品化。
もみじ饅頭を串に刺し衣をつけて天ぷらにした「揚げもみじ」が人気となり、宮島のほか広島駅にも出店。また、ソフトクリームにもみじ饅頭が乗せられ、食べ歩きスイーツ化も。

さらには「犬用もみじ饅頭」も登場。こちらは餡なしで、ワンコの健康に配慮されたものとなっていました。広島へお出かけの際は、いろんなもみじ饅頭を楽しんでみてくださいね。